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製品・技術

モジュラー型3D顕微レーザーラマン分光装置「Nanofinder®FLEX」

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ラマン分光装置  /  試験・分析・測定 光学機器

高性能、小型、ローコストの
モジュラー型 3D共焦点顕微ラマン

  Nanofinder®FLEX
Nanofinder®FLEX
各モジュールを活用した自作ラマンの構築が可能

 

Nanofinder®FLEXは、高感度・高空間分解能な、
モジュラー型 3D共焦点顕微レーザーラマン分光装置です。

 

 

Nanofinder®FLEX装置構成

各モジュール(励起レーザー、ラマン光学ユニット、分光器)をファイバーで接続するため、設置場所を選びません。

 

また、各モジュールを活用した自作ラマンの構築にも対応します。

 

 

共焦点顕微ラマンは、非破壊・非接触で大気中の微量分析が可能です。

赤外吸収分光法では測定困難な水溶液やガラス中の試料サブミクロン程度の微小異物などの分析が行えます。

 

 

 

  ラマン分光装置「Nanofinder®FLEX」の特長

 

●高性能
高空間分解能300nm以下。高感度で、操作性においても光学、光軸調整等は必要なくカンタンに使用できます。

 

●小型
ラマン光学ユニットを大幅に小型化(従来比1/6、A4サイズ)。
正立顕微鏡の上部に搭載するので、設置床面積は光学顕微鏡1台分です。

 

●ローコスト
装置全体価格を大幅にローコスト化。お手持ちのレーザー、冷却CCD(Andor製)/分光器を使用可能。大胆な購入予算の削減となります。

 

他にも、こんな特長があります!

  • 高感度設計により短時間測定
  • 高空間分解能(平面<300nm、深さ<900nm)
  • メンテナンスフリー
  • ユーザーフレンドリーなソフトウェア

 

 

デモ機あり  ご希望がございましたら、お気軽にご相談ください。

 

 

 

  測定例:リチウムイオン電池正極表面のラマンイメージ分析

 

劣化したリチウムイオン電池の正極を取り出し、三次元ラマンマッピング測定を行いました。正極材料であるLiCoO2と、それが劣化して生成した物質Co3O4の分布をラマンイメージで見ることができます。

 

リチウムイオン電池正極表面の測定例

 

測定条件      
レーザー波長 :532nm  マッピング点数 :32×32×10点
レーザー強度 :5mW 対物レンズ :100×N.A. 0.9 
露光時間 :1秒    

 

 

 

  「Nanofinder®FLEX」の仕様

 

システム構成
●正立顕微鏡 ●ラマン光学ユニット
●イメージング分光器 ●冷却CCD検出器
●ピエゾステージ(X-Y-Z)  ●励起レーザー
●コントローラー/ソフトウェア/23インチLCD
空間分解能 平面<300nm、深さ<900nm
感度 Siラマンの4次ピークを1分/点以内で高感度測定
(488nm/5mW照射)
制御/解析用PCソフトウェア:
Nanofinder®専用ソフトウェア
●マッピングコントロール
●データ取得および保存
●ラマンおよび蛍光スペクトルの表示
●各種分光器の校正機能
●2次元・3次元イメージング、任意な位置のスライス
●スペクトルおよびイメージ解析
●スペクトルのピークフィッティング
●デコンボリューション
設置スペース

顕微鏡とラマン光学ユニット
600(W)×700(H)×850(D)mm

(分光器/CCD、ピエゾコントローラー、PCなどを収納)

追加機能
●クライオスタット ●温調ステージ
●電気化学セル ●TCSPCボード
●スペクトルデータベース検索ソフトなど

 

 

ラマン分光装置に関するご相談・ご質問、デモ機のご相談など
東京インスツルメンツまで、お気軽にご相談ください。

 

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