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溶接用ロボットの教示等の作業中に挟まれる

このページは厚生労働省の「職場のあんぜんサイト」の労働災害事例をピックアップして、同じような災害が起こらないよう対応する安全関連製品を紹介しています。

出典:厚生労働省「職場のあんぜんサイト」 (https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/sai_det.aspx?joho_no=635)
業種 自動車・同付属品製造業
事業場規模 -
機械設備・有害物質の種類(起因物) その他の溶接装置
災害の種類(事故の型) はさまれ、巻き込まれ
被害者数 死亡者数:-
休業者数:- / 不休者数:- / 行方不明者数:-
発生要因 (物) ー
(人) ー
(管理) ー
出典:厚生労働省「職場のあんぜんサイト」 (https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/sai_det.aspx?joho_no=635)

発生状況

本災害は、溶接ロボットの教示作業を行っていた者が、他の作業者の不安全行動によって、負傷したものである。

事故は、自動車部品の製造工程ラインに溶接ロボットを据え付け、調整作業中に発生した。

当日、被災者Aは、電動式スポット溶接用ロボットの据付けを行った後、溶接位置等の調整作業を行っていた。

Aはロボットの工程連動スイッチを切り、調整作業にかかった。回転テーブルに固定された治具Iの溶接位置の教示によって調整を行うため、共同で作業していたBに回転式テーブルの回転を行うように依頼した。Bは言われたとおり回転テーブルのスイッチをONにし、動かした。教示の手順でスイッチをONにしたまま、回転式テーブルを止め、固定し、Aは作業を続けた。この間Bは他の場所に移っていった。

一方、反対側で、同じ回転式テーブル上の治具IIの確認作業を行っていた作業者Cは作業の必要上、ロボットの操作スイッチをONにした。すると、Cの思惑とは別に、ロボットだけでなく、回転式テーブルまで動いてしまった。Cは、Aの悲鳴があがったので驚いて関連のスイッチをOFFにしたが、Aはロボットと回転式テーブル上の治具IIIの間に挟まれて、全治2週間の裂傷を負ったものである。

原因

[1] 複数の作業者にロボットの教示作業等を行わせるのに、作業の指示、打合せ、連絡等が不十分であった。

[2] 例外的に片方だけ動かす方法もあるが、原則的にロボット操作用スイッチと回転式テーブルのスイッチは連動(両スイッチがONの状態で動く)しており、回転式テーブルスイッチがONの状態であったのに、Cがロボット操作用のスイッチを押してしまった。

[3] Cはこの操作用等のスイッチに関する知識はあまりなかった。

[4] Cらは、教示作業等に関する特別教育を受けていなかった。

対策

[1] 複数の作業者にロボットの教示等の作業を行わせる場合は、ロボットの操作の方法、手順、連絡、合図の方法などについて周知させること。

[2] [1]に関することのほか、ロボットの不意、誤操作による作動に基づく危険を防止するためにこれらに関する規程を定め、これに基づいて日ごろから作業で遵守させること。

[3] ロボットの操作スイッチ等に、教示等作業中である旨の表示を行うなどの措置をすること。

[4] ロボットの教示等の作業を行う作業者に対し、必ず特別教育を実施しておくこと。

出典:厚生労働省「職場のあんぜんサイト」 (https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/sai_det.aspx?joho_no=635)

このような労働災害に 対応する製品

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