危険防止措置、作業環境管理製品
5つのカテゴリで必要な製品を紹介しています。1.作業者の保護具着用の義務 2.静電気災害の防止 3.作業環境の清浄度維持・粉じん対策 4.化学物質の漏洩・火災等の緊急時措置 5.リチウムイオンバッテリー火災対策
化学物質ばく露対策コーナーでは、化学物質の漏洩・飛散による人体被害や火災等の二次災害を防ぎ、BCP対策に有効な製品を紹介します。使用現場や過去の災害事例に基づいた具体的な対策を提案するほか、2026年4月施行の「人ばく露測定の適正化」を含む法改正への対応も網羅。安全管理者や工場責任者の皆様へ、コンプライアンス遵守と実務的な安全確保を両立させるための最新ソリューションと確かな情報をお届けします。
RAMCO® 安全シールドは、世界各国の化学プラントで採用されている配管接続部(フランジ、バルブなど)からの漏れ・飛散防止に特化した製品です。RAMCO社製品は、特に安全規制が厳しいアメリカの工業規格に適合しており、耐薬品性、耐圧性、耐熱性に優れた特性で、お客様のプラントの労働安全衛生水準の向上に貢献します。
5つのカテゴリで必要な製品を紹介しています。1.作業者の保護具着用の義務 2.静電気災害の防止 3.作業環境の清浄度維持・粉じん対策 4.化学物質の漏洩・火災等の緊急時措置 5.リチウムイオンバッテリー火災対策
安全シールドは、高圧な流体が流れる配管接続部(フランジやバルブ)からの突発的な液体の漏洩による、作業者への危険を防止。酸・アルカリリークペイントは、液体の漏洩を即座に発見し、迅速な対応と安全環境の維持を可能にします。
フェノール樹脂の合成反応工程で、異常反応の非常処置作業中に未反応の高濃度フェノール液が皮膚に接触して化学火傷
フェノール樹脂合成工程の夜勤帯(前日23時〜当日8時)、反応釜の温度上昇トラブルが発生した。作業者の操作ミスにより中間生成物の発泡レジンが設備内に付着し、清掃作業を余儀なくされた。この際、作業指揮者の誤認により清掃目的で「逆止弁」の蓋を開けさせたところ、高濃度のフェノールを含む脱水液が噴出。午前10時30分ごろ、非常処置にあたっていた作業者4名が皮膚に化学火傷を負った。
| 死亡 | 休業 | 不休 |
|---|---|---|
| 0人 | 4人 | 0人 |
※1 出典:厚生労働省「職場のあんぜんサイト」(https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/SAI_DET.aspx?joho_no=001077)をもとに制作
直接原因は、トラブルで付着したレジンの清掃中、作業指揮者が逆止弁をストレーナーと誤認して開放を指示し、噴出した高濃度フェノールを含む脱水液を作業者4名が浴びたことにある。班員全員が逆止弁の構造・機能を正しく理解しておらず、また作業者が不浸透性の保護衣ではなく綿製の作業着を着用していたため、広範囲の化学火傷を招いた。間接的な要因としては、指図書の真空調整指示が不明確で反応機の温度上昇を招いたこと、および冷却時の誤操作により脱水配管へ切り替えたことで設備清掃が必要な事態に至ったことが挙げられる。
対策化学工業における非定常作業の災害防止には、本件の教訓を活かした対策の徹底が不可欠です。工程管理では、作業指図書を単位作業ごとに明確化し、真空冷却時の還流配管使用の徹底や、設備の構造・機能に関する再教育を行う必要があります。安全衛生体制においては、未経験作業時の上司への報告を義務付けるとともに、リスクの高い頻出作業の標準化を進めるべきです。また、有害物へのばく露リスクを再評価し、不浸透性保護衣の採用を含めた保護具の着用基準を厳格に見直すことが強く求められます。
運転中の反応器のバルブ開放により漏洩した反応液蒸気やアンモニアを吸入
本災害は、反応器の酸素濃度測定時に誤って運転中のバルブを開放したことで、漏洩した反応液の蒸気やアンモニアを吸入したものである。当日はメンテナンスのため2号機を停止して測定を行う予定だったが、作業員が作業場で2号機と誤って反応継続中の1号機のバルブを開放。そこからアンモニアガスを含むトルエン溶液が噴出し工場内に充満した結果、現場にいた作業員4名が体調不良を訴えるに至った。
| 死亡 | 休業 | 不休 |
|---|---|---|
| 0人 | 0人 | 4人 |
※2 出典:厚生労働省「職場のあんぜんサイト」(https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/SAI_DET.aspx?joho_no=101663)をもとに制作
・反応器が運転中であるにもかかわらず、バルブを開放したこと。また、反応器が運転中の場合にバルブを開放できない設計になっていなかったこと など
対策・運転中にバルブを開放する際に警報を発する、あるいは開放できない構造に変更すること など
同一事業場内別作業のラッカー塗装による有機溶剤中毒
工場の部品置場において、被災者は金属製の部品の仕分作業を行っていたところ、シンナー臭を感じ、次第に頭痛を催し嘔吐した。災害発生当時、別の部署の作業者が被災者の近くでラッカースプレーを使用して臨時に部品の塗装作業をしていた。このラッカースプレーにはトルエン、キシレン等の有機溶剤、エチルベンゼン等の特別有機溶剤が含まれていた。
| 死亡 | 休業 | 不休 |
|---|---|---|
| 0人 | 1人 | 0人 |
※3 出典:厚生労働省「職場のあんぜんサイト」(https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/SAI_DET.aspx?joho_no=101633)をもとに制作
・検品作業のように有害物質を使用しない作業と同じ場所で、他の作業者が有機溶剤を使用する作業をしたこと など
対策・有機溶剤を使用する際は、換気設備を整備する。スプレー塗料は有機溶剤を含有しており、空気中に飛散する量が多いので十分注意する。屋外の場合でも風下に人がいないか確認する など
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