労働安全衛生手続きの一部、2025年1月1日から電子申請が原則義務化
厚生労働省は、2025年1月1日より、労働安全衛生関係の一部の手続きについて電子申請を原則義務化しました。
何が義務化されるのか?
今回、電子申請が原則義務化される手続きは以下の7つです。
- 労働者死傷病報告
- 総括安全衛生管理者/安全管理者/衛生管理者/産業医の選任報告
- 定期健康診断結果報告
- 心理的な負担の程度を把握するための検査結果等報告
- 有害な業務に係る歯科健康診断結果報告
- 有機溶剤等健康診断結果報告
- じん肺健康管理実施状況報告
必要なアクション
事業者は、上記に該当する手続きを電子申請で行う必要があります。義務化対象のほかにも、「足場/局所排気装置等の設置・移転・変更届」や「特定化学物質など各種特殊健康診断結果報告」、「特定元方事業者の事業開始報告」など、多くの届出が電子申請に対応しています。
電子申請を利用すると、労働基準監督署へ行くことなく、手続きを完了できます。時間や場所を問わず、スマートフォンやパソコン上で手続きが可能で、電子署名・電子証明書の添付は不要とされています。
関連するリンク
- この記事は、厚生労働省の資料を基に制作しています。
- 労働安全衛生関係の一部の手続の電子申請が義務化されます(厚生労働省)
