「iTHERM ModuLine」複雑な温度計の仕様をモジュールで標準化

温度計の複雑な仕様をモジュールで標準化

モジュール式温度計 iTHERM ModuLineは、複雑な温度計の仕様をモジュールで標準化することで、仕様の文書化を可能にし、設備・装置の起ち上げから保全の効率化に貢献します。

温度計の構造イメージ　各部名称

1. 【1】応答性の早い温度センサ

   応答速度が遅い温度センサの場合
   指示値が実温度に追従するのに時間がかかり、オーバーシュートが生じる

   高速応答の温度センサの場合
   指示値が実温度にいち早く追従し、オーバーシュートが最小限に

2. 【2】オーダーコード化された製品仕様

   温度素子の種類、接液材質、プロセス接続、ハウジング形状、サーモウェルの有無などをコード化 シリアル番号とオーダーコードで仕様管理可能。

3. 【3】専用設計サーモウェル

   メンテナンス性向上とダウンタイム削減
   定期的な公正時やメンテナンス時に保護管を残したまま温度計を着脱可。
   タンクや配管を空にする必要はありません。

   安全性の向上
   着脱時にプロセスを開放する必要がなく、コンタミのリスクが低減します。

産業用温度計iTHERM QuickNeck

機能

• 工具なしで取外し
• 端子台を閉めたまま実施可能
• 配線を接続したまま実施可能

メリット

• シンプルで簡単な素早い取付・取外し
• 入水リスクなし
• 物理的な破損リスクなし
• 配線間違いリスクなし

高速応答サーモウェル

機能

• 隙間を埋める熱伝導物質
• 交換可能なØ6mm標準インサート
• 最高温度 400℃までの耐久性

メリット

• 多彩なセンサタイプに対応
• サーモウェルとの組合せで高速応答を実現

二次隔壁 – デュアルシール

機能

• サーモウェルの健全性が損なわれた場合の二次隔壁
• ネック内の圧力が3bar±1bar上昇時にPLCへ発信

メリット

• センサからの自己診断情報取得
• 温度信号は継続出力

最適な温度計の選定について、お気軽にご相談ください。

現在の状況やご検討されている背景もお知らせいただけるとスムーズなご回答が可能です。