イベント名 | 自己修復材料、塗膜の設計、開発とその特性評価 |
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開催期間 |
2025年07月28日(月)
10:30~16:15 |
会場名 | Zoomを利用したLive配信 |
会場の住所 | 東京都※会場での講義は行いません |
お申し込み期限日 | 2025年07月25日(金)15時 |
お申し込み |
<セミナー No.507234>
【Live配信セミナー】
自己修復材料、塗膜の
設計、開発とその特性評価
★ 修復できる傷の大きさ、使用温度環境、修復前後の強度の違い、メンテナンス性など欲しい機能を持っている自己修復材料の開発のヒントが得られる!
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■ 講 師
1.富山県立大学 工学部 機械システム工学科 助教 博士(工学) 納所 泰華 氏
2.早稲田大学 理工学術院 教授 博士(工学) 下嶋 敦 氏
3.旭川工業高等専門学校 准教授 博士(工学) 千葉 誠 氏
■ 聴講料
1名につき60,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問い合わせください〕
◆ Live配信セミナーについてのお願い ◆
■ お申込み前にご確認ください
・ パソコンもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
快適に視聴するには30Mbbs以上の回線が必要です。
・ Zoomを使用されたことがない方は、ミーティング用Zoomクライアントをダウンロードして下さい。ダウンロードできない方はWebブラウザ(Google Chrome、Firefox、Microsoft Edge)でも受講可能です。Zoomの視聴にあたり、クライアントおよびWebブラウザは最新版にアップデートして使用してください。
・ 質問の際など、クリアな音声で会話ができるよう、ヘッドセット(イヤホンマイク)の使用をお勧めいたします。
・ Zoomの使用方法につきましては、事前にWeb等でご確認ください。
■ Live配信セミナーの受講について
・ 開講日の4~5日前に視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・ 出席確認のため、視聴サイトへのログインの際にお名前、ご所属、メールアドレスをご入力ください。ご入力いただいた情報は他の受講者には表示されません。
・ 開催前日着までに、製本したセミナー資料をお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。
・ 当日は講師への質問をすることができます。
・ 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・ 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
プログラム
【10:30-12:00】
1.マイクロカプセルを用いた自己修復高分子系複合材料の開発とその特性評価
富山県立大学 工学部 機械システム工学科 助教 博士(工学) 納所 泰華 氏
【習得できる知識】
マイクロカプセルを用いた自己修復高分子系複合材料の設計手法、損傷の可視化手法、自己修復効果の評価方法、数値シミュレーションの活用例など
【講座の趣旨】
優れた特性と自己修復効果の両立を目指した自己修復炭素繊維強化高分子系複合材料の開発と、自己修復高熱伝導性高分子系複合材料の開発に関する研究成果を紹介する。
1.はじめに
1.1 自己修復材料の背景と必要性
1.2 自己修復高分子系複合材料への応用
2.自己修復炭素繊維強化高分子系複合材料の開発
2.1 マイクロカプセル含有炭素繊維強化高分子系複合材料の課題
2.2 開繊炭素繊維を用いた複合材料の提案と特性評価
2.3 マイクロカプセルを用いた損傷の可視化手法
2.4 数値シミュレーションによる力学特性の予測と検証
2.5 開繊炭素繊維と織物炭素繊維のハイブリッド化による力学特性の改善
2.6 微小フィラーの添加による自己修復効果の改善
3.自己修復高熱伝導性高分子系複合材料の開発
3.1 高熱伝導性高分子系複合材料における課題
3.2 数値シミュレーションによる複合材料の配合設計
3.3 温度サイクル試験による特性評価
3.4 ナノフィラー含有マイクロカプセルによる特性改善
3.5 X線CTを用いた損傷挙動の非破壊観察
4.おわりに
4.1 マイクロカプセルを用いた自己修復高分子系複合材料の課題
4.2 今後の展望
【質疑応答】
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【13:00-14:30】
2.シロキサン系自己修復材料の設計
早稲田大学 理工学術院 教授 博士(工学) 下嶋 敦 氏
【習得できる知識】
・ポリシロキサン材料の基礎(合成法、構造制御法)
・自己修復性材料の概要
・自己修復性シロキサン材料に関する研究開発動向と最新の知見
【講座の趣旨】
シロキサン材料の基礎について概説した後、シロキサン系自己修復材料の開発に関する従来の取り組みから最先端の研究まで紹介する。
1.シロキサン材料の基礎
1.1 合成法
1.2 構造制御法(分子レベル、ナノレベル)
2.ポリマー系自己修復材料の設計法
2.1 修復剤の内包
2.2 可逆結合の導入
2.3 その他
3.シロキサン系自己修復材料
3.1 研究開発の動向
3.2 マイクロカプセルの利用
3.3 有機基の可逆結合の利用
3.4 シロキサン結合の組み換えの利用
3.5 ナノ構造制御による設計
3.5.1 かご型無機分子を修復剤とした自己修復性シリコーンエラストマー
3.5.2 層状シリカ、層状シルセスキオキサン薄膜におけるクラック修復現象
3.5.3 自己修復性PDMS-シルセスキオキサン多層膜の作製
3.6 その他
【質疑応答】
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【14:45-16:15】
3.マイクロカプセル形態制御とこれによる自己修復性塗膜開発
旭川工業高等専門学校 准教授 博士(工学) 千葉 誠 氏
【習得できる知識】
塗膜、自己修復性、腐食防食科学、表面処理
【講座の趣旨】
金属材料防食用の塗膜に自己修復性を付与することで塗膜による防食性の向上が期待され、これによる材料の長寿命化実現の可能性が示されている。ここではカプセル分散型自己修復性塗膜に用いるカプセルの形状制御とこれによる自己修復性への影響についてお話しさせていただく予定である。
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