業界別の安全性試験及び品質保証サービスについて
環境試験
各種材料や機器、電子部品等の温湿度に関する信頼性（性能）を評価するため、様々な環境条件（温度・湿度）による試験を実施します。
この試験には、主に以下のような種類があります。
温度試験、湿度試験、温湿度サイクル試験
低温、高温、高湿等の環境下で、試験品が使用、輸送、保管できる能力を評価します。
熱衝撃試験（ヒートショック）
温度急変を繰り返した後の電気性能、機構（構造）や材料の耐性を評価します。
高度加速寿命試験（HAST、PCT）
プラスチック封止された電子部品などの耐湿性を短期間に評価します。
プラスチック封止された電子部品などの耐湿性を短期間に評価します。
当所では、これらの試験を本部（海老名）と川崎支所において実施しており、急速温度変化サイクル試験以外、どちらの部署でも対応可能となっています。
対象物
- 電気製品
- 電子基板
- 各種材料
- 機械部品 等
対応する試験規格
- JIS C 60068シリーズ
（JIS C 60068-2-14NaおよびNb、30、38、66、78など）
設備紹介
■恒温恒湿槽
型式
ハイパワー恒温恒湿器ESPEC ARSF-0250-15他
性能
- 温度制御範囲
- ：-70℃ ～ ＋180℃
- 湿度制御範囲
- ：10％RH ～ 98％RH
- 槽内サイズ
- ： 600（幅）×830（高さ）×500（奥行）mm
※-45℃～+155℃の温度範囲で最大18℃/分の温度変化
代表的な試験･分析項目
- 温度（低温、高温、サイクル）
- 湿度、温湿度サイクル試験
- 急速温度変化サイクル試験
■熱衝撃試験機
型式
冷熱衝撃装置ESPEC TSA-73EH-W他
性能
- 高温範囲
- ：60℃ ～ 200℃
- 低温範囲
- ：-70℃ ～ 0℃
- 槽内サイズ
- ：410（幅）×460（高さ）×370（奥行）mm
※最大500時間の連続運転が可能なデフロストフリー機能搭載
代表的な試験･分析項目
- 熱衝撃試験
■高度加速寿命試験機他
型式
高度加速寿命試験装置ESPEC EHS-412M他
性能
- 温度制御範囲
- ：105℃ ～ 162℃
- 湿度制御範囲
- ：75～100% RH
- 圧力制御範囲
- ：0.020MPa ～ 0.392MPa（Gauge）
- 槽内サイズ
- ：Φ294（内径）×318（奥行）mm
※ 槽内に空気を残留させるAir-HAST機能搭載、最大4気圧迄の試験が可能
代表的な試験･分析項目
- HAST（不飽和加圧水蒸気試験）
- PCT（飽和加圧水蒸気試験）
試験事例紹介
- 電気・電子機器の温度サイクル試験
- 電子部品・基板の熱衝撃試験
- 材料の耐久性試験
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