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大型機による耐震試験で耐震製品の設計に必要なデータを提供[MTI]

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メールマガジン  / 2011年06月13日 /  産業機械機器 試験・分析・測定 物流・搬送

No.1258 2011年6月13日

● より高度な耐震試験を可能にする大型三次元振動台

日本郵船の一部門である技術開発センターを前身にもち、物流技術に特化し
た業務を行っているのが、株式会社MTI様です。大型振動試験機や大型環境
試験機を利用した耐震試験や物流環境における振動試験などを行う、物流・
輸送環境のスペシャリストです。


  ※※※※※※※※※【 ここにフォーカス 】※※※※※※※※※

     東日本大震災規模の地震波も再現 耐震製品の設計に
   MTI「大型三次元振動台による耐震試験」~ 動画も紹介中 ~

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■ 国内外の地震波を再現 耐震製品の設計に必要なデータを提供
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輸送中の貨物が遭遇する振動・衝撃・動揺、あるいは地震動を忠実に再現す
ることができるのが、同社所有の「大型三次元振動台」です。
その試験台の性能は最大積載量20トン、サイズは2.6m×6.2mを誇ります。
振動特性試験、IBC容器の振動試験、地震波加振試験などに対応し、国内外
で計測された地震波を忠実に再現できるため、耐震試験に最適です。
地震の揺れの強さを表す加速度の単位、ガルで示すと、阪神大震災は最大約
820ガル、中越地震は約1300ガル、そして東日本大震災は約2700ガルとされ
ています。この度の東日本大震災規模の地震波の再現も、載せる試験体形状、
重量によっては対応可能ですので、事前にお問い合わせください。


■ 実輸送波形、輸送環境試験、「IBC容器」の振動試験にも対応
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実地震波形のほか、NTT人工地震波をはじめ、EN規格、IEC規格に準拠した各
種耐震試験を行うことができます。
また、列車・トラックなどが走行中に遭遇する振動を再現する「輸送機器振
動試験」、輸送中に貨物が遭遇する振動や動揺を再現する「貨物輸送振動再
現試験」、輸送中の温度変化を再現する「環境再現試験」、振動と温湿度の
影響を同時に調査する「複合環境試験」など幅広く対応します。
製品の強度の検討、ダメージの原因究明、最適な積付方法、温度が貨物に与
える影響の把握や断熱容器の性能調査・検証・製品設計などにご利用いただ
けます。


1995年の運用以降、「大型三次元振動台」は、貨物輸送再現試験だけでなく、
精密機器や家具類などの耐震試験にも広く利用され、実績も多数。受託での
耐震試験・輸送振動試験などに幅広く対応します。耐震試験や輸送振動試験、
複合環境試験などについて、お気軽にお問い合わせください。

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