No.1968 2015年7月30日
● 鉄鋼材などを高速加熱・高速冷却。相変態による伸び縮みを測定。
株式会社米倉製作所様の高速冷却膨張計「IR-DL」は、鉄鋼材などを高速で
冷却した際、その相変態時の結晶構造の変化を膨張率の変化として測定でき
る画期的な装置です。
繰り返し精度0.05μmのレーザー式高速変位計を搭載しているので、膨張率
が高速で変化しても正確に変化を捉えることができます。
■□――――――――― 【 ここにフォーカス 】 ―――――――――□■
真空対応で酸化を抑えた測定が可能。高速冷却膨張計「IR-DL」。
50~1300℃の高速加熱で熱膨張を、1300~400℃の高速冷却で相変態を測定。
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■ 高速加熱、低速~高速冷却で変化する膨張率を測定
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同装置は、IR炉(イメージ炉)を採用しており、最大1300℃までの高温加熱
ができるにも関わらず、炉体を水冷して熱くならない設計。非常にコンパク
トで、卓上に設置可能です。
加熱速度:最大20℃/秒(RT~1000℃)、冷却速度:最大50℃/秒(1300℃~
1000℃)で、高速加熱・冷却時による線膨張や、鉄鋼材などを冷却する際の
相変態による伸び縮みの変化を測定。冷却速度は低速~高速まで自由に変更
でき、冷却速度毎の変態が起きる温度変化も測定できます。
■ 高速加熱・冷却により大量の測定が可能
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また、高精度レーザー高速変位計を使用しており、高速加熱・冷却時の伸び
縮みの変化を正確に捉えます。鉄鋼材料の焼鈍や、溶接のように高速に加熱
・冷却される材料の膨張収縮シミュレーションなどにご利用いただけます。
さらに、試験終了後の冷却が素早いので、短い時間に続けて試験を行うこと
ができ、通常の膨張計に比べ、大量に測定することが可能です。
高速冷却膨張計「IR-DL」について、お気軽にお問い合わせください。
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