パナソニックのHALT、電気接続部接続不良の短期再現が可能[パナソニック プロダクト解析センター]
No.2494 2019年4月23日
●HALTのサービス、本格化。評価方法を提案
振動起因で自社製品の品質に問題がないか、と心配な方におすすめしたいの
がパナソニック株式会社様のプロダクト解析センターで提供しているHALT
(高加速限界試験)です。
HALTはIEC62506にQualitative(質的な)加速試験のひとつとして位置づけ
られ、通常の試験では再現されない不具合や、他社比較や前衛機比較による
弱点部の抽出も有効です。
■□――――――――― 【 ここにフォーカス 】 ―――――――――□■
車載製品、医療機器、家電などの電気製品の弱点部把握、設計余裕度確認に
「HALT」で信頼性評価の時間短縮、短期間での製品開発を
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■ 製品・部品の弱い部分を顕在化し、設計・品質評価の時間を短縮
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HALT(Highly Accelerated Limit Test)は、対象品に高速温度変化と6軸ラ
ンダム振動を同時に印加できる高加速試験です。
HALTでは、製品の設計(高温、低温、振動)の余裕度を比較することで、従
来品と新製品の比較、他社製品と自社製品との比較が短時間でできます。
また、特に電気接続部では製品の最弱部を短時間で発見できます。
■ 電気接続部の接触不良を2~3日程度で再現するHALT
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HALTの事例をご紹介します。
・コネクタを使用した部品の接続不良
通常の信頼性試験で1カ月かけても再現できなかったものが、HALTにより2日
の試験で再現できました。カシメ、リード部品にも応用展開が可能です。
・リード挿入部品のはんだ接続部評価
HALTはヒートショック試験の1/100の時間で、はんだクラックの発生が認めら
れました。
同社で打合せされた方には、パナソニック(株)プロダクト解析センターの
信頼性関連の見学をご案内します。
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