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「界面活性剤」を含む試験液によるIP試験で、より実環境に近い試験が可能に[沖エンジニアリング]

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メールマガジン 受託分析/試験機器  / 2024年03月14日 /  自動車 電子・半導体 試験・分析・測定

No.2841 2024年3月14日

● 自動車部品や医療機器の落下水滴試験により厳しい新サービス

IP試験のひとつである落下水滴試験(IPX1、IPX2)は、試験対象へ鉛直に落
下する水滴に対する耐水性を評価する試験で、主に電子部品や小型電子部品、
自動車部品の評価の際に行います。

JIS C 0920およびJIS D 5020等に規定されている落下水滴試験を行う
OKIエンジニアリング株式会社様では、新サービスとして「界面活性剤」を
含む試験液による落下水滴試験を開始しました。

界面活性剤により表面張力が低下し、試験対象外郭の微小な隙間に試験液が
浸入しやすくなるため、より厳しい条件下での耐水性の評価が可能。防水性
能の向上に伴い、耐水性評価ニーズが高まっている自動車部品や医療機器に
有効です。


■□――――――――― 【 ここにフォーカス 】 ―――――――――□■

耐水試験として落下水滴試験(IPX1、IPX2)を提供。
真水に加え、界面活性剤を含んだ試験液での試験が可能に


■□――――――――――――――――――――――――――――――□■


■ 界面活性剤を含む試験液で、不具合が起きる状況を再現
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通常の落下水滴試験(IPX1、IPX2)は、鉛直に落下する水滴に対しての保護
を想定しています。試験液に使用する真水は水滴として球体を維持する力が
強いため、隙間に入りづらいです。

そこで、同社では界面活性剤を含む試験液を使用。界面活性剤により試験液
の表面張力が低下するため、試験対象外郭の微小な隙間に試験液が浸入しや
すくなり、不具合が起きる状況を再現できるようになりました。

>> 真水と界面活性剤を含む試験液の違いはこちらから


■ サイズの大きいサンプルのIP試験にも対応
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自動車部品を開発する際、界面活性剤を含んだ試験液による落下水滴試験は、
より実環境に近い試験ができ、ECU、ワイヤーハーネス、スイッチ、コネク
タなどの環境試験に活用できます。

同社では、滴下範囲がW1000×D500mmの試験機を所有しており、サイズの大
きいサンプルにも対応。より厳しい条件下での耐水性評価ニーズにお応え
する充実した試験をお客様に提供します。

>> 同社の各種IP試験実施例はこちら

>> 界面活性剤を含む試験液による落下水滴試験のお問い合わせはこちらから


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