トライボロジー分野でのASTMやJASO、JIS等の規格に準拠する試験機をオーダーメイドで製作しています[トッキ]
No.2873 2024年12月5日
● 重錘式LFW-1(ブロックオンリング)試験機を新たに設計製作
従来のブロックオンリング試験機は、油圧サーボやボールねじによる荷重変
更のため、研究機関間でのデータのばらつきが問題視されていました。この
ばらつきは、試験結果の信頼性に影を落とし、製品開発の効率を低下させる
要因となっていました。
そこで、株式会社トッキ様は、データの信頼性と再現性を高めるために、
あえて旧式の直接錘を掛けるスタイルを採用した重錘式LFW-1(ブロック
オンリング試験機)を新たに設計・製作いたしました。
重錘式は、シンプルな構造でありながら、高い安定性と精度を実現し、研究
機関間でのデータの比較を可能にします。
■□――――――――― 【 ここにフォーカス 】 ―――――――――□■
トライボロジー分野での試験機をオーダーメイドで製作
摩擦磨耗試験機、低温トルク試験機、シェル式四球試験機など
ASTMや、JASO、JIS等の規格に準拠
■□――――――――――――――――――――――――――――――□■
■ 重錘式LFW-1で出来る事、並びに基本仕様
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◎重錘式LFW-1で出来る事
(1)潤滑剤の摩擦係数測定
(2)材料の摩耗評価
(3)潤滑油、潤滑剤や固体潤滑皮膜の潤滑性、耐圧性、耐久性の試験
(4)各種金属材料および複合材料等の耐潤滑性の評価
◎重錘式LFW-1の基本仕様
(1)試験機寸法:W1400×D1000×H1960mm 重量:約550kg
(2)駆動モータ:3.5kw 200V サーボモータ
(3)カートリッジヒータ:単相200V 450W 2本
(4)計測器:摩擦測定用ロードセル(低摩擦用、高摩擦用 2種類)
(5)マルチ入力データ収集システム
(6)主軸(リング)回転数:1~3000r.p.m.
(7)試料ケース:容量200cc 室温~150℃
(8)レバーシステムおよび負荷:レバー比1:10 5000N Max.
(9)負荷重量:50N~5000N を50N単位で増量可
(10)重錘:5N~200Nの組み合わせで5N~500Nを5N単位で吊り下げ可
※重錘式に用いる錘はJIS規格取得工場製で、全ての錘にJCSS校正証明書
が付随します。
>> 重錘式LFW-1試験機の詳細及び画像写真はこちら
■ 試験設定とデータは全てパソコン画面で操作
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パソコン画面にて、試験時間、回転数、温度等の各設定ができ、摩擦力、試
料温度、回転数は、リアルタイムにデータロガーを通してパソコンに取り込
み、専用ソフトで画面に波形表示を出すことができます。
試験データは、CSVで保存し、摩擦係数計算式により摩擦係数の波形に変換す
ることができます。
>> 重錘式LFW-1試験機のパソコン画面写真はこちら
トライボロジー分野での試験機にはほかに低温トルク試験機(JIS K 2220.5.
14)、シェル式四球試験機(ASTM D 2596-87)、高温軸受け試験機(ASTM D
3336-86)、ロール安定度試験機(ASTM D 1831)などを手掛けています。
お客様のご要望に応じて、様々なカスタマイズに対応いたしますのでお気軽
にご相談ください。
>> その他のトライボロジー分野の試験機の説明はこちら
>> トライボロジー分野での試験機についてのお問い合わせはこちら
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