製品・技術
低熱膨張の金属といえば、インバー材が挙げられますが、熱膨張係数をさらに小さく抑えた極低熱膨張合金はスーパーインバーと呼ばれます。そのスーパーインバーを高精度で微細な部品に加工しましたので、ご紹介致します。
上写真では小さくて分かりづらいかもしれませんが、四角いブロックに渦巻き状の凸形状が立ち上がっています。さらに凸形状の頂点には高精度なピッチで微細な貫通穴が100穴以上空いています。下写真は凸形状を斜めから撮影した写真と、貫通穴を裏側から撮影した写真となります。クリックすると拡大されますので、是非ご覧ください。
大塚精工は難削材や新しい加工技術に日々チャレンジしています。
お客様の様々なニーズに応えられるよう試作対応も行っております。
是非、お気軽にご相談下さい。
製品概要 | 材質:スーパーインバー
渦巻き凸形状高さ : 0.5mm 渦巻き凸形状幅 : 0.15mm ±0.01mm 凸形状間の溝幅 : 0.15mm ±0.01mm 穴 径 寸 法 : φ0.05mm(125穴) 穴ピッチ精度 : ±0.003mm |
特徴 | 凸形状が破損しないよう、刃物の振れを極限まで抑えて慎重に加工しているため、側面の仕上がりが非常に良好です。
穴径φ0.05mmのため、穴口の微細なバリで塞がってしまうこともあります。弊社加工技術で微細なバリもしっかり除去して、透過した写真ではきれいに貫通していることが確認できます。 |
製品名・型番等 シリーズ名 |
スーパーインバー高精度微細加工 |
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