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【サンプル準備の効率化と精度の向上】Discovery DSCシリーズ
Discovery DSCシリーズ
示差走査熱量計(DSC)とは
示差走査熱量計 (DSC) は、材料中の熱転移に伴う温度および熱流を測定します。一般的な用途には、研究・品質管理・製造アプリケーションにおける材料の調査、選択、比較、最終用途パフォーマンス評価などがあります。
TAインスツルメント | Waters のDSCは最大の市場シェアを占めています。業界をリードするパフォーマンスを備えた最も費用対効果の良いDSCから、最先端のDSCまでご提供します。TAインスツルメントのDSC技術を用いて測定される特性には、ガラス転移、冷結晶化、相転移変態、融解、結晶化、製品安定性、硬化/硬化反応速度、酸化安定性などがあります。試験規格
- D3418 – 示差走査熱量測定によるポリマーの転移温度と融解エンタルピーの標準試験方法
- D3895 – 示差走査熱量測定によるポリオレフィンの酸化誘導時間のための標準試験方法
- D4419 – 示差走査熱量測定による石油ワックスの転移温度測定のための標準試験方法
- D4591 – 示差走査熱量測定によるフルオロポリマーの温度と転移熱を決定するための標準試験方法
- D5028 – 熱分析による引抜成形樹脂の硬化特性の標準試験方法
- E793 – 示差走査熱量測定による融合および結晶化のエンタルピーのための標準試験方法
- E794 – 熱分析溶融及び結晶化温度のための標準試験方法
- E1269 – 示差走査熱量測定によって比熱容量を決定するための標準試験方法
- E1356 – 示差走査熱量測定によるガラス転移温度の割当てのための標準試験方法
- E1782 – 熱分析による蒸気圧の標準試験方法
- E2160 – 示差走査熱量測定による熱反応性材料の反応熱のための標準試験方法
- E2716 – 正弦波変調された温度示差走査熱量測定法による比熱容量の測定のための標準試験方法
特長とメリット
- 特許取得のテクノロジーを搭載したFusion Cell™により、ベースラインの平坦度、感度、分解能、再現性、信頼性で優れた性能を提供。
- 究極のDSC性能と一回の実行で比熱容量測定と保存を行う機能を備えた独自のT4P Tzero®熱流テクノロジーを採用。
- 新しい画期的な「アプリスタイル」のタッチスクリーンで装置の機能をOne-Touch-Away™式のワンタッチで実行。今までにない簡単操作で、優れたデータを取得可能。
- トレイポジションをプログラムできる信頼性の高いリニアオートサンプラーで、安心の24時間365日稼働、柔軟性の高い実験プログラム、自動キャリブレーション・検証ルーティンを実現。
- 複雑な熱イベントを効率的に分割するモジュール型DSC® (MDSC®)。
- 幅広い冷却オプションで、液体窒素のコストを排除し、オートサンプラーの延長ルーティン時の準周囲温度動作を連続して実行。
- 高速かつシンプルに再現性の高いサンプルを作成するTzeroプレスとパン。
紹介動画
EasyMassソフトウェアで、サンプル準備の効率化と精度の向上
TRIOS™ EasyMassソフトウェアは、天秤とTRIOSソフトウェアをシームレスに統合し、サンプルの重量を直接キャプチャすることで、ラボのワークフローを革新します。TRIOS EasyMass機能が示差走査熱量測定(DSC)テストを向上します。
- 直接電子質量データ転送でエラーを最小限に
- 手作業による転記や計算ミスにさよならを。EasyMassは天秤からTRIOSへの質量データのデジタル転送を可能にし、正確性と信頼性を確保します。
- 紙と鉛筆を不要に
- 従来のサンプル準備では、測定値を紙に書き留めることが多くありました。EasyMassを使用すれば、ペーパーレスでワークフローを簡素化し、デスク周りの混雑を減らせます。
- シームレスな統合で生産性向上
- 反復的な作業が簡単になります。TRIOS EasyMassはデータをシームレスに転送し、手作業のデータ入力に費やす時間を削減します。
性能向上を目的としたセンサー交換を必要とせず、
センサー1台で最適な性能を提供他社製品とは異なり、性能向上を目的としたセンサー交換を必要とせず、センサー1台で最適な性能を提供するのがDiscovery DSCの特長です。
- 特許取得のTzeroテクノロジーが、セルの抵抗値や電荷特性を測定すると同時に、競合製品では一般的なベースライン補正の必要がなく、精度の高い熱流測定と優れたベースライン性能を実現
- 基台固定センサーにより、定義済みの再現性の高い熱流パスで安定した構成を提供
- 耐久性の高いワイヤを採用し、堅牢性な一体型のシルバーファーナスで、優れた温度制御と均一性を維持
ニーズに合わせて最適なDSCを選択可能
装置の特長 DSC25 DSC250 DSC2500 Fusion Cell™ ● ● ● MDSC® ● ● ● 標準熱流 ● ● ● Tzero熱流 ― ● ● Advanced Tzero熱流(T4P) ― ― ● 直接Cp測定 ― ― ● ユーザー交換可能セル ● ● ● 54位置オートサンプラー ○ ○ ● 二重入力ガスデリバリーマニフォールド ● ● ● カラーアプリスタイルタッチスクリーン ● ● ● フォトカロリメータ ○ ○ ○ LED-PCA ○ ○ ○ 光学アクセサリキット ○ ○ ○ ●:付属/,○:オプション 仕様
DSC25 DSC250 DSC2500 ベースライン平坦度(-50°C~300°C)[1] ≤100 μW ≤10 μW ≤5 μW ベースラインの再現性(-50°C~300°C) <40μW <20μW <10μW 温度範囲 -180°C to 725°C -180°C to 725°C -180°C to 725°C 温度正確度 ±0.1°C ±0.05°C ±0.025°C 温度精密度 ±0.01°C ±0.008°C ±0.005°C エンタルピー精密度 ±0.1% ±0.08% ±0.04% [1] ベースライン補正なし アクセサリー
- 電気冷却システム(RCS)
- TA InstrumentsがDSC専用に設計・製造したフルラインナップの冷却製品シリーズは、3段階のRCS 120電気冷却システムを採用し、-120°Cの低温にも対応。
▼RCS特長とメリット
• 最大-120°Cの低温にも対応する1段階から3段階までの冷却システム
• LN2冷却システムが必要ない密封システムを採用
• 循環型のMDSC®、制御されたバリスティック冷却実験にも対応
• ラボのニーズに合わせて、安全で便利な連続冷却動作が可能 - フィンエア冷却システム(FACS)
- FACSは、RCSまたはLN2P冷却システムの代替策としてコスト効率の高いソリューションを提案する革新的な冷却アクセサリです。FACSは、制御冷却や熱サイクル実験に使用したり、サンプルのターンアラウンド時間を改善します。安定したベースラインと線形の加熱・冷却速度は、室温から725°Cの温度範囲で実現できます。FACSはクエンチクーリングアクセサリに使用して、-180°Cまでの低温にも対応します。
- Discovery液体窒素ポンプアクセサリ(LN2P)
- LN2Pは、Discovery DSCの冷却において、最高の性能と優れた柔軟性を発揮します。最低動作温度(最大-180°C)、最高冷却速度(最大140°C/分)、最速の準周囲温度平衡時間、最高動作温度(上限550°C)に対応。周囲圧力で動作するLN2Pは液体窒素を効率的に使用し、運用費を削減します。自動充填機能を備えた50リットルのデュワーを搭載し、DSCの実験中でも、LN2Pを大容量の供給源から自動で充填し、中断なく連続したDSC動作を約束します。
- このほかにも、Tzero®パン、フォトカロリメータ、光学アクセサリキットなどのアクセサリーをご用意しており、研究を支援します。
カタログダウンロード
業界トップの性能を備えたコスト効率の高いDSCから最先端のDSCまで、豊富にそろったDiscovery DSC製品シリーズは、お客様のニーズにお応えします。DSCのカタログをダウンロードいただけます。
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【ヘッドを自動的に上下させ、0.1 µmの解像度でテストギャップの位置を制御】Discovery Core Rheometer
Discovery Core Rheometer
新しいDiscovery™ Core Rheometerは、全てのユーザーがレオロジー測定を行えるようにし、処方開発を導き、性能を最適化し、製品の品質を保証します。レオロジーが初めての方でも、品質管理テストをアップグレードする場合でも、あるいは拡張された能力を使用して成長する需要に対応する場合でも、Coreレオメーターは材料の挙動に関する洞察を提供し、目標達成をサポートします。
粘度プロファイルをキャプチャし、材料の挙動をすべての関連条件で表現
粘度計は限られた範囲で単一の粘度値を報告するのみですが、Coreレオメーターは完全な粘度プロファイルをキャプチャし、材料の挙動をすべての関連条件で表現します。懸濁液、エマルジョン、ゲル、ペースト、スラリーなどの複雑な流体は非ニュートン流体であり、その粘度は適用されるせん断速度や時間に応じて変化します。粘度の完全な範囲を特性化することは、現実の条件下での流動挙動を理解するために重要です。
レオメーターの利点
- 精度と正確性
- 広範囲の測定
- 制御されたせん断速度
- プロセス条件の再現
- 少量のサンプルで測定可能
- 迅速な温度制御
ヘッドを自動的に上下させ、0.1 µmの解像度でテストギャップの位置を制御
- 自動ギャップ制御
- より迅速なワークフローと正確なギャップ位置を提供します。軸モーターは方法全体を通じてヘッドを自動的に上下させ、0.1 µmの解像度でテストギャップの位置を制御し、正確で再現性のある結果をもたらします。
- タッチスクリーン機能
- 基本的な制御を超えて、新しいユーザーエクスペリエンスを提供し、高スループットラボに最適です。PCとのやり取りを必要とせずに、直接機器でルーチン測定を実行します。
- 統合照明
- 視認性を向上させ、より再現性の高いサンプル準備を可能にし、データの精度と正確性を向上させます。ユーザーとのやり取り中にサンプルが自動的にスポットライトを浴び、操作をガイドし、テストのステータスを示します。
- 接続されたジオメトリを自動的に識別し校正、検証
- 接続されたジオメトリを自動的に識別し、寸法と保存された校正を呼び出し、選択されたRheoGuide™メソッドとジオメトリが一致することを検証します。Smart Swapは一般的なエラーの原因を排除し、より効率的な操作を可能にします。
- コンパクト設計
- 電子機器、ペルチェおよび空冷式熱交換器を1つのユニットに組み込みます。液体循環器を使用するモジュラーシステムと比較して、Coreレオメーターはベンチスペースを最大75%節約できます。
RheoGuide™ソフトウェアでラボを強化
RheoGuideは、Coreレオメーターのタッチスクリーンから直接アクセスできるレオロジーの世界への入り口です。アプリスタイルのインターフェースからメソッドを選択し、すべてのステップで指示と図示に従い、オペレーターエラーの原因を排除します。結果はタッチスクリーンにすぐに表示され、ユーザーが即座に対応できるため、スピーディーな環境に最適です。
レオロジーテストは、粘度計では検出されない変動を特定することで、品質と一貫性を向上させ、将来の問題や下流のコストを防止します。R&Dで使用されるこれらの洞察が、今やQA/QCラボで、粘度計の使いやすさと共に利用可能です。
メソッドは、標準操作手順のすべてのステップを組み込むようにカスタマイズでき、指定に基づいて即座に合否を示します。テストメソッドは、世界中のラボ間で簡単に同期され、信頼できるデータで一貫した操作が可能です。RheoGuide™の機能と利点
- すぐに使える操作性
- PCとやり取りすることなく、機器のタッチスクリーンから直接ルーチンテストを実行します。
- ガイド付き操作
- 定義済みのメソッドと画面上の指示とイラストが、オペレーターの動作を段階的なワークフローでガイドし、最小限のトレーニングで全てのユーザーがレオロジー測定を成功させることができます。
- 検証を全体で
- 一般的なエラーの原因が排除されます。正しいジオメトリがインストールされ、校正され、サンプル情報が更新され、すべてのステップが完了します。オペレーターがステップを見逃さないと、データはより正確になります。
- オペレーターの安全を確保
- 画面上のメッセージが、安全接触温度を超えた場合に警告し、適切なPPEをリマインドします。RheoGuideは必要な場合にオペレーターの操作を促し、ヘッドが動作中の場合は操作を無効にします。
- 迅速な結果
- テスト完了後、すぐにタッチスクリーンに自動分析結果が表示され、合否の指標も表示されます。日常的な手動データ処理を排除することで、QA/QCラボに最適です。
- メソッドを同期
- Discovery Hybrid Rheometerのメソッドは、Coreレオメーターに直接転送され、R&Dの測定結果をQCテストで再現します。機器やサイト間で共有されたメソッドは、すべてのオペレーターが同じ測定を実行するのに役立ちます。
- TRIOS™ソフトウェアで強化
- RheoGuideメソッドをカスタマイズし、追加の分析用にTA Instrumentsの人気のあるソフトウェアプラットフォームTRIOSを通じてすべての生データファイルにアクセスできます。
測定仕様 最小トルク(振動) 0.1 µN.m 最小トルク(定常せん断) 0.3 µN.m 最大トルク 125 mN.m トルク解像度 10 nN.m 変位解像度 100 nrad 最大回転速度 300 rad/s 最小角周波数 10-4 rad/s 最大角周波数 628 rad/s モーター慣性 < 25 μN.m.s2 ギャップポジショニング速度 10 mm/s 寸法(幅 x 高さ x 奥行) 30 cm x 77 cm x 42 cm
11.8 in x 30.3 in x 16.3 in重量 34.5 kg (76 lb) 標準の粘度計構成と比較して平衡時間が最大60%短縮
正確なレオロジーデータを取得するためには、温度制御が重要であり、材料の挙動を実際の条件下で評価し、データの再現性を確保します。Coreレオメーターの統合ペルチェシステムは、迅速で正確な温度制御を提供します。標準の粘度計構成と比較して平衡時間が最大60%短縮され、異なる測定間のダウンタイムを最小限に抑えます。内蔵の空冷装置により、液体循環器が不要になり、コスト削減、操作の簡素化、貴重なベンチスペースの節約が可能です。
構成 ペルチェプレート -10 °Cから200 °C ペルチェ同心シリンダー 0 °Cから150 °C ペルチェプレートのジオメトリ
平行プレート ジオメトリは、液体、分散液、クリーム、エマルジョン、ゲル、ペーストなどの広範な材料に対して柔軟性を提供し、滑りを防止するために砂吹きやクロスハッチ仕上げの表面で利用可能です。コーン ジオメトリは、せん断速度が均一であり、充填されていない液体に理想的です。プレートおよびコーンのジオメトリは、少量サンプル(<2 mL)に適しており、簡単に清掃できる利便性も提供します。
同心円シリンダーのジオメトリ
Coreレオメーターを同心円シリンダーで構成すると、感度が向上し、1 cPの低粘度を特徴付け、高スループットのラボに最適な簡単で確実なサンプルロードが可能になります。
さまざまな上部ローターと下部カップが、材料やテストのニーズに応じて利用可能で、高スループットテストのための使い捨てカップも用意されています。TRIOSソフトウェア
TRIOSは、レオロジーおよび熱分析のための最先端技術を使用して、機器制御、データ収集、データ解析を行う最先端のソフトウェアプラットフォームです。直感的なメソッドビルダーを使用して、標準操作手順のすべてのステップを組み込むようにRheoGuideメソッドをカスタマイズします。
完全なデータ解析機能
Coreレオメーターで行われるすべての測定は、RheoGuideまたはTRIOSで直接、すべてのパラメータと生データを含む一意のデータファイルを生成し、完全な追跡可能性を提供します。
- 直感的で柔軟なデータビジュアライゼーション
- 数学モデル、カーブフィッティング、統計を含む広範な解析機能
- バッチ処理: 自動解析およびレポート生成
- 管理チャート: 時間経過による結果の傾向を監視
- データのJSON形式でのエクスポート: LIMSとの統合に対応
- 無制限のライセンス: どこからでもデータにアクセスして解析可能
直接的なレオメーター制御を解放
Coreレオメーターはルーチンテスト以上の機能を提供します。経験豊富なユーザーはRheoGuideモードからTRIOSクラシックモードに切り替え、測定パラメータを直接制御できます。直感的なユーザーインターフェイスにより、実験を簡単かつ効果的にプログラムし、手順の修正とデータの表示および解析の間を簡単に移動できます。
カタログダウンロード
Discovery Core Rheometerは、粘度と粘弾性の広範な測定を、簡単な操作性で提供します。カタログをダウンロードいただけます。
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【ポリマーや複合材料試験の酸素除去を迅速かつ高精度に】ARES-G3 レオメーター
ARES-G3™ レオメーター
高度なWaters TA Instruments ARES-G3レオメーターは、レオロジーをさらに進化させ、より多様な条件下で、より鮮明なデータを提供します。 55 年にわたるレオロジー革新の歴史を基盤として、ARES-G3 レオメーターの最先端技術と高精度ハードウェアは、より少ない調整で、より正確に実際の流体挙動を捉えます。
先進的なモーター技術とフォースリバランスドトランスデューサー(FRT)を搭載
レオロジーは、材料がどのように流れ、変形するかを扱う科学であり、材料に加えられるひずみと、それに対する材料の応答という二つの基本的な測定に依存しています。これらを組み合わせることで、低粘度流体から高剛性複合材まで、多様な材料がさまざまな条件で示す複雑な挙動が明らかになります。先進的なモーター技術とフォースリバランスドトランスデューサー(FRT)を搭載した ARES-G3 レオメーターは、重要なレオロジー測定において、より高い精度と信頼性を提供します。
- 測定精度
- セパレートモータートランスデューサー(SMT)技術と高精度温度制御により、ジオメトリーや慣性の校正を必要とせず、真の流体力学に近い測定を実現し、高温試験にも自信をもって対応できます。
- データとインサイト
- デュアルデータ取得、高速レート、向上した機能性により、より広いレオロジー条件下で高品質なデータを取得。統合された optimally windowed chirps(Fast Frequency Chirps) ワークフローにより QC 試験時間を最大 80% 削減します。
- 操作性と効率
- 校正作業が少なく、ウォークアップ操作が可能で、スループットを向上させるモダンで直感的なソフトウェアにより、シームレスで効率的な試験体験を実現します。
ポリマーおよび複合材料試験における酸素除去を迅速かつ高精度に実現
- 信頼性の高い試験環境
- デュアルガンヒーターにより、ポリマーおよび複合材料試験における酸素除去を迅速かつ高精度に実現
- 優れた精度
- セパレートモータートランスデューサー(SMT)技術とフォースリバランストランスデューサー(FRT)により、補正を最小限に抑えた最先端データを提供
- データ取得能力の強化
- 高速データ取得および Fast Frequency Chirps により、試験時間を最大80%短縮
- 直感的な操作性
- 刷新されたタッチスクリーンとキーパッドにより、実験設定と操作が容易に
- 信頼性の高いデータ
- 生の位相角および波形データにアクセスでき、より深い洞察が可能
- ・ソフトウェアTRIOS Express Softwareは、迅速なセットアップ、校正回数の削減、ウォークアップ操作を可能にする
セパレートモータートランスデューサー(SMT)技術
ARES‑G3レオメーターのSMT設計は、モーターと測定部を分離することで精度の新基準を打ち立て、一般的な校正手順を不要にし、従来のシステムでは見逃されがちな材料の微妙な挙動を捉えます。この独立性は、大振幅振動ひずみ(LAOS)など高忠実度の変形試験や、エマルションやポリマーなど柔らかく複雑な材料の過酷条件下評価に特に有効です。
SMTの中心にはフォースリバランストランスデューサー(FRT)があり、動くことなく試料の真の応答を捉え、モーターダイナミクスの影響を最小化します。強力な駆動モーターと組み合わせることで、一般的な機械的ノイズのないクリーンなデータを提供し、レオロジー解析への高い信頼性を実現します。
1台のレオメーターで、幅広い分析に対応
熱硬化性樹脂熱硬化性樹脂の評価には、加熱反応中の硬化、ゲル化、粘弾性変化の迅速かつ正確な把握が求められます。高速周波数チャープのような先進的手法が硬化解析に新たな次元をもたらし、精密な温度制御とSMT構造が広範囲温度での高信頼データを保証します。複雑流体エマルション、サスペンション、スラリーなどは二相性や複雑な力学応答を示します。先進レオロジーツールはそれらの基礎的相互作用を解明し、バルク特性との関連付けを可能にします。ポリマーメルトポリマーは粘性メルトから固体へと移行し、加工最適化と性能評価のために広範なレオロジー特性評価(伸長粘度、メルトレオロジー、DMA)が必要です。専用ハードウェアと高速周波数チャープによる試験加速が補正を最小限に抑えながらデータ取得を向上させます。高速周波数チャープ技術によるレオロジーの革新
TRIOSソフトウェアに統合された高速周波数チャープ技術1 は、特に低周波数領域において試験速度とデータ密度を劇的に向上させ、周波数掃引を変革します。高速周波数チャープは、時間温度重ね合わせ(TTS)マスターカーブ作成を1時間未満で可能にし、従来の複数時間にわたる試験を置き換えます。
単一周波数法とは異なり、急速掃引により硬化反応や化学反応のような高速変化系を追跡でき、ポリマー、熱硬化性樹脂、複合材料に最適です。TRIOSに完全統合され、自動解析により高速かつ高品質な結果を容易に提供します。測定能力の強化
最先端ハードウェアと合理化されたSMT構造により、ARES-G3レオメーターは高度な試験用途において優れた選択肢となります。高速応答モーターは複雑またはユーザー定義の変形パターンを精密に実行し、従来の試験プロトコルを超えた柔軟性を提供します。
一方、フォースリバラントランスデューサー(FRT)システムは補正の必要性を最小限とし、実際の材料挙動に近いデータを提供し、分析への高い信頼性をもたらします。
実環境に直結したレオロジー
レオロジーは、実際の性能を反映してこそ価値があります。ARES‑G3レオメーターは温度変化、力、圧力など幅広い条件を再現し、材料設計と評価を確信を持って行えるようにします。
究極の拡張柔軟性
ARES‑G3レオメーターはモジュラー設計と高性能コアを備え、研究および品質管理ニーズに応じて進化できるスケーラブルなプラットフォームを提供します。
- より迅速なワークフロー
- ルーチン試験とデータ処理を高速化し、ラボ効率向上に寄与
- 拡張された試験能力
- 固体材料試験や高度粘弾性測定のサポートを追加
- 強化されたデータ取得
- より詳細かつ同時性の高いデータ取得で材料理解を深化
- 高度な制御機能
- 複雑な変形プロファイルや波形カスタマイズに対応し、最先端研究を支援
仕様
フォース/トルクリバランストランスデューサー(試料応力) 振動モード最小トルク 0.02 µN·m 定常せん断最小トルク 0.1 µN·m トルク分解能 1 nN·m 法線/軸方向力範囲 0.001 ~ 20 N ドライブモーター(試料変形) 最大モータートルク 800 mN·m ひずみ分解能 0.04 µrad 最小角変位(振動) 1 µrad 角速度範囲 1 × 10-6 ~ 300 rad/s 角周波数範囲 1 × 10-7 ~ 628 rad/s 速度ステップ応答 5 ms ひずみステップ応答 10 ms 温度システム 強制対流オーブン、FCO -150 °C ~ 600 °C アドバンスドペルチェシステム、APS -10 °C ~ 150 °C 動的機械分析装置 0.0005 N カタログダウンロード
ARES-G3のカタログをダウンロードいただけます。先進的なモーター技術とフォースリバランスドトランスデューサー(FRT)によって、より高い精度と信頼性を提供します。
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レオ・インピーダンス測定
レオ・インピーダンス測定は、バッテリー電極スラリー、エマルジョン、塗料、コーティングなどの復号流体の微細構造について強力な洞察を提供します。誘電性インピーダンス法とDHRのレオロジー測定を組み合わせることで、せん断による試料の微細構造変化を、混合、保管、コーティングなどの工程関連の条件下で特性化することができます。
粘度、降伏応力、粘弾性、回復を同時に正確に測定することで、流動特性と、その基となる微細構造変化とを関連付ける新たなインサイトを得ることができます。バッテリー電極用スラリーの製法とプロセス開発は、インピーダンス法に基づいて行われます。せん断を加えずに行った初期インピーダンス測定は、混合後のスラリー内の導電性材料の分散を示します。インピーダンスと回転変形を同時に実施することにより、せん断による微細構造の変化を直接測定し、スラリーのコーティング条件を再現し、せん断後の時間依存性の回復を測定できます。こうした新しい洞察により、完成した電極で導電性ネットワークが維持されていることを確認し、バッテリーの良好な性能が保証されます。
誘電性インピーダンス測定とレオロジー測定の両方で、
比類のないデータ品質を実現DHRのレオ・インピーダンスアクセサリは、誘電性インピーダンス測定とレオロジー測定の両方で、比類のないデータ品質を実現します。レオロジーと誘電性インピーダンスを組み合わせるための従来のアプローチでは、配線、バネ接触、または液体電解質のいずれかの上部ツールとの電気的接触が必要であり、測定範囲が制限されます。レオ・インピーダンスアクセサリは、絶縁された上部平行板の形状を導体として使用し、両方の電極を下部プレートに配置するため、上部ツールに接触させる必要がありません。このユニークな設計により、無制限のレオ・インピーダンス測定が可能になります。
- プロセス関連の条件下でのインピーダンスおよび定常せん断の同時測定
- 摩擦がない:ワイヤまたはスプリングによる接触がないため、DHRのトルク感度の全範囲を利用でき、粘度、降伏応力、粘弾性、構造回復の正確な特性評価が可能
- 液体電解質接触の制約や実験的な課題なしに、最大8 MHzまでの誘電性インピーダンス測定が可能
- わずか5分以内で設置完了: レオ・インピーダンス・クイック・チェンジ・プレートをアドバンストペルチェプレートに取り付けて、温度制御
- LCRメーターの校正、測定、信号およびデータ分析をTRIOSソフトウェア
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電子材料分析ウェビナー:導電性ペースト
【開催日時】 2026年4月20日(月) 13:00 ~ 15:00
【ツール】 Zoom
【参加費】 無料13:00 ~ 14:30
群馬大学 大学院理工学府 准教授
井上 雅博 氏【題目】導電性ペーストの動的パーコレーション制御に向けた計測・解析基盤 ― プロセス中の構造発達を捉える複合計測アプローチ ―
【概要】電子デバイスの高性能化に伴い、導電性ペーストにはプロセス中に形成される伝導ネットワークの精密制御が求められている。キュア過程で進行するバインダ硬化反応やフィラー分散構造や界面コンタクト発達などが相互に関与する動的パーコレーションは、その理解が難しく設計上の課題となっている。本講演では、レオロジー・電気特性・熱分析を組み合わせた導電性発達現象の解析結果を示し、動的パーコレーション制御に向けた計測・解析基盤の可能性を議論する。
14:30 ~ 15:00
TAインスツルメントジャパン株式会社 アプリケーション課
川田 友紀【題目】レオ・インピーダンスおよび熱分析を用いた導電性インクの焼結プロセスのin-situ評価
【概要】銅や銀のペーストなどの導電性インクの焼結過程をレオ・インピーダンスと熱分析(TG DSC)を組み合わせて in situ 評価可能な分析手法と測定システムを紹介する。粘弾性と電気特性を同時測定し、さらに重量変化や熱量変化の情報も取得することで、昇温中に生じる溶媒の揮発・分解・構造形成・導電ネットワーク発達を一括して捉え、焼結メカニズムの理解を深めることができる。当日は銀ペーストの測定事例も紹介する。
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