サーモフィッシャーサイエンティフィックでは、ラボ用エクストルーダー(押出混錬機)やラボ用ミキサーを幅広くラインナップ。貴社の目的や用途に応じて選定・ご提案できます。
また、その使いやすさ、拡張性、理にかなった最適プロセスを選定可能などの点で、ユーザー様からベストな装置との評価をいただいております。製薬用途(HME=溶融混練法)では、日本国内において首位の導入実績を誇ります。
>> 業界騒然!卓上小型エクストルーダー Process 11
>> モジュラー混練システム HAAKE PolyLab OS
業界騒然!卓上小型のエクストルーダーThermo Scientific Process 11は、拡張性の高いラボ用卓上二軸エクストルーダーです。効率よく、手間をかけず、少量で材料の開発から、最適な混練条件を見つけて連続生産まで1台で行えます。
Thermo Scientific HAAKE PolyLab OSは、バッチ式混練(ミキサー)および連続押出混練(エクストルーダー)の切り替えができるモジュラーシステム。エクストルーダーは二軸だけでなく一軸の選択もできます。
業界騒然! 卓上サイズの小型エクストルーダー
Process 11は、少量小型エクストルーダー(二軸スクリュー押出混練機)です。
少量の樹脂サンプル(20 g程度)でコンパウンディングができます。
また、1時間に2.5 kg程度の連続生産も可能です。
材料作りから生産までを一台でこなすことができる優れた小型エクストルーダーです。
Process 11の動画
■エクストルーダー Process 11の主な用途
- ポリマー研究・開発
- 材料の研究・開発
- 添加物の影響の評価(機械的特性、耐衝撃性、電気的特性、摺動性(摩擦摩耗特性)、難燃性、耐候性、光学的特性、耐薬品性、バリア性、相溶性、軽量化、色むら、着色性、加工性、成形性、気孔形成、寸法安定性などの改善)
- フィルム・シート製造、研究・開発
- 希少・高価な材料の混練
- ナノコンパウンドプロセス
- 3D用モノフィラメントの製造、研究・開発
- 電池の電極材料(グラファイト、セパレーターフィルム、ポリマーゲル電解質のシート押出、アノードおよびカソードスラリー、固体電解質の配合)の研究・開発 (NEDOは、全固体リチウムイオン電池(LIB)の早期実現化に向け、「次世代全固体蓄電池材料の評価・基盤技術開発」を始動しました。)
- リサイクル材の再利用。バージン材とリサイクル材の混合比率を変えたサンプル作成
- 機能食品の研究・開発(膨化、造粒、バッチ工程の簡略化、食品の特性回避つ、食感の調整、色の調整など)
- (HMEによる固体分散体の研究・開発)
- アニマルヘルス(飼料や薬、ペットの餌や薬の製造・研究・開発)
■卓上小型 エクストルーダー Process 11の特長
- 20 g程度の少量サンプルで混練が可能
- 2.5 kg/hの連続生産が可能(処理能力は樹脂の性質によって異なります)
- セグメント式二軸スクリューを採用することで、さまざまな混練モードを再現
- バレルはセグメント(7カ所)ごとの温度設定および管理が可能
- 広い範囲での加工温度設定が可能(標準仕様350℃まで、高温仕様450℃まで)
- シンプル
-
タッチパネルによる簡単操作
-
上部バレルが取り外し分解可能なデザインで、クリーニングが簡単
- 優れた拡張性
- バレルもL/D 15、25、40に設定可能
- ポートも位置を主ポートに加え副ポート3カ所(L/D40の場合)を選択
- ポートにはベント機能を加えることが可能
- 投入する材料に合わせたフィーディングシステム
ペレット、粉末、液体にそれぞれに適合したフィーディングシステムを選択可(容量式、減量式を選択)
材料に合わせたフィーダー用スクリューを選択可能 - ペレット化が可能:
専用の空冷式コンベアやウォーターバス、ペレタイザーを利用してペレットは設定により長さの違うものに加工可能 - フィーダーを4台併設可能
種類の違う材料を異なったフィーダーから投入可能 - Tダイと専用の巻き取り機でシート及びフィルムの試作が可能
- モノフィラメントをギアポンプを使用して脈動を制限します。径を測定しながら安定した寸法管理を行い製造し専用の巻取り機で巻取りが可能
- 小型射出成形機Thermo Scientific HAAKE MiniJet IIと併用して、少量のサンプルで各種試験片を成形し、さまざまな特性評価に対応
機械的強度試験、耐摩擦磨耗試験、耐候性試験、耐薬品性試験、電気的特性・耐熱性・成形性の確認など - グローブボックス(アイソレーター)の中に設置可能
■ エクストルーダー Process 11の主な仕様
L/D | 40 | |
回転数(rpm) | 10~1,000 | |
トルク(Nm) | 6 | |
最高温度(℃) | 350℃(オプション450℃高温仕様) | |
スクリュー | 同方向二軸スクリュータイプ(11 mm) | |
電源 | 230V/16A 50/60Hz | |
外形(mm) | L82 × W48 × H34 | |
質量(kg) | 55 |
>> 卓上小型エクストルーダーProcess 11のカタログはこちら
モジュラー混練システム エクストルーダー&ミキサー
モジュラー混練システム HAAKE PolyLab OSは、バッチ式混練(ミキサー)および連続押出混練(エクストルーダー)の切り替えができる装置です。この一台で材料開発からアプリケーションの試作までをこなします。
■ モジュラー式混練システムの主な用途
材料開発から連続生産そして多岐にわたるアプリケーション(フィルム、シート、コーティング、異形押出しなど)の試作まで追求できます。
■ エクストルーダー(連続押出混練機)の特長
- 少量での材料開発(50 g ~)から最大30 kg/hの吐出能力
- 本体が接続機器を自動認識するプラグ&プレイ方式を採用
- CAN Open Bus システムを採用し、デジタル信号をオンタイムで自動認識して測定データを表示、記録
- 優れた拡張性、単軸・二軸・コニカルの切り替えが可能
バレル径、L/D、ポート、フィーディングシステム(粉、ペレット、液体)の選択
バレルはクリーニングが容易で混練状態を目視で確認できる上下開閉式の構造 - Postex システムによるさまざまなアプリケーションの試作および研究
混練後、ペレット化やフィルムやシート、異形押出し、チューブ、ワイヤーケーブルへのコーティングなどを評価
■ ミキサー(バッチ混練機)の特長
-
専用ソフトウェアを使用したレオロジー挙動(粘度、弾性)の測定を始め、溶融
挙動の解析、添加剤の影響の確認、せん断安定性の解析、測定可塑化挙動の解析 -
優れた拡張性
目的に合わせたローター、混練量に合わせた容量の異なるチャンバーの選択 -
低温アプリケーション用の液体温調システム/電気ヒーターの選択も可能
-
材料の特性に合わせた耐摩耗性・耐薬品性表面処理可能
-
ユーザーフレンドリーなデザイン
安全ピン・緊急停止ボタンによる安全性、クリーニング性など
サーモフィッシャーサイエンティフィックではユーザー様の声を反映させ、最先端のテクノロジーで定期的に改善。上記製品以外にも、時代のニーズに合ったエクストルーダーやミキサーを提供しています。
エクストルーダー、ミキサーのお問い合わせ
材料開発における希少・高価な材料の混合や混練、粉砕などにお困りでしたら、サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社にご相談ください。
最適な機種を選定、ご提案いたします。
エクストルーダーやミキサーについてのスペック詳細、価格など、お気軽にお問い合わせください。 ※製薬用の姉妹機種もラインナップしています。
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