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事例

FTIRおよびラマンを用いた身近な材料の劣化評価

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FTIR・ラマン分光装置  / 2020年01月10日 /  化学・樹脂 電子・半導体 試験・分析・測定

身近に用いられている樹脂などの材料は使用状況や期間などにより変色したり破損しやすくなるなどの劣化が見られます。

 

樹脂材料の劣化が起こる原因は多岐にわたりますが、主な要因としては、光(紫外線)、熱、環境中のガスや水分などが挙げられます。劣化過程においてはこれらが複雑に関与しているため、明確に解明することは困難です。樹脂材料でよく見られる劣化メカニズムの一つに自動酸化による酸化劣化が挙げられます。このサイクルにより、樹脂の構造が変化し、分子中にC=O、COOH、RCOORなどの構造が生じます。

 

このような劣化について、サーモフィッシャーサイエンティフィックのFTIRおよびラマンを用いて評価を行った例について、当ページからダウンロードできるアプリケーションノートにて紹介します。

 

このアプリケーションノートでは、

 

事例1:電化製品の変色

事例2:ポリ塩化ビニルシートの劣化

 

という2つの事例を取り上げ、比較的身近に起こりうる現象である自動酸化による樹脂自体の酸化劣化について、赤外スペクトルやラマンスペクトルから劣化による樹脂の構造変化を推測しています。

 

 

 

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