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事例

FTIR測定における不活性ガスパージの効果

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FTIR・赤外顕微鏡  / 2024年12月11日 /  化学・樹脂 電子・半導体 試験・分析・測定

フーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)は、高いスループットと多様な利点により、物質の同定や分子組成分析に広く用いられる分析装置です

 

全波長を同時に測定できる特性により、高速かつ高精度な分析が可能です。しかし、FTIRにおける課題の一つは、大気中の水蒸気とCO₂による干渉です。これらの物質は赤外活性が高く、分析結果に影響を与える可能性があります。

 

特に中赤外領域(4,000~400 cm⁻¹)では、H₂OとCO₂の振動モードが顕著に現れます。この問題に対処するため、窒素ガスによる装置のパージが効果的です。パージにより、大気成分の影響を軽減し、より正確な分析結果を得ることができます。これは、ルーチン分析と高感度分析の両方において重要な手法となっています。

 

このページからダウンロードできるテクニカルノートでは、FTIR測定における窒素ガスによる装置のパージの有効性を紹介します。

 

 

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