精密プレートの反り取りが簡単にできる不思議なシート
反り取りシート
平面研削盤での実績多数!
反り取りシートをマグネットチャックとワークの間に設置して加工するだけで、平行度・平面度が簡単に向上します!
反り取りシートの特徴
厚さ0.6mm程度の発泡ポリウレタンを主とするシートです。
シート硬度・穴径・穴ピッチの最適化により、マグネットチャックによる磁力を低減する作用があります。
加工時の磁気吸着作用を緩和し、ワークを反った状態のままで固定することができるので、平行度・平面度が向上し、簡単かつ精密に反り取りを行うことができます。
動画 反り取りシートを使った加工例
反り取りシートの使い方手順
- マグネットチャックとワークの間に設置
- ワークの飛び防止用の金属治具を用意し、ワークと金属治具を固定
- 使用後、洗浄用のクーラント液でスラッジ等を軽く洗い流し、自然乾燥
※エアブローを直接当てると破ける可能性があります
反り取りシートの使用事例
事例1 反り取りにかかる時間を短縮!
普通の加工では反り取りに時間がかかっていましたが、反り取りシートを使うことにより時間が短縮されました。
Oリング(外径φ120×内径φ100×t8mm/材質:SCM415)
反り:0.1mm程度 → 平行度10μm/平面度5μmを達成
事例2 10μm程度の平行度も簡単に!
反り取りシートの使用で、10μm程度の平行度を簡単に出せるようになりました。
正方形薄板(150mm×150mm×t5mm/材質:SUS410)
反り:0.2~0.3mm程度 → 平面度10μmを達成
事例3 シム設置の個人差をなくし、全体の質を向上!
シム設置には個人差がありましたが、反り取りシートを導入し、誰でも同じ加工ができるようになりました。
長方形厚板(400mm×150mm×t20mm/材質:SKD)
反り:0.05mm程度 → 平面度2μmを達成
反り取りシートのカタログ
反り取りシートのカタログダウンロードはこちらから
反り取りシートについてのお問い合わせ
機械加工に関するさまざまなお悩みを解決します。
「反り取りシート」も弊社よりご購入いただけますので、
お気軽にお問い合わせください。
- 新着ページ
-
- 新製品!ロータリーテーブル TRT-500V 登場 (2025年01月21日)
- 「MEX金沢2023」に出展いたします (2023年04月24日)
- 「JIMTOF2022」に出展いたします (2022年09月08日)
- 「インターモールド2022 名古屋展」に出展いたします (2022年06月28日)
- 「インターモールド2022 大阪展」に出展いたします (2022年04月04日)