加熱機械の調整作業を行っていたところ、電源を切っていなかったため、加熱機械にはさまれた
このページは厚生労働省の「職場のあんぜんサイト」の労働災害事例をピックアップして、同じような災害が起こらないよう、「対応する安全関連製品」を紹介しています。
| 業種 | 製造業 |
|---|---|
| 事業場規模 | 1000人以上 |
| 機械設備・有害物質の種類(起因物) | 一般動力機械 |
| 災害の種類(事故の型) | はさまれ、巻き込まれ |
| 被害者数 |
死亡者数:1人 休業者数:0人 / 不休者数:0人 / 行方不明者数:0人 |
| 発生要因 |
(物) 作業方法の欠陥 (人) 職場的原因 (管理) 運転中の機械、装置等の掃除、注油、修理、点検等 |
発生状況
加熱機械と密着させる支えの部分に間隙が生じていたので、被災者は加熱機械の調整作業(ねじ締め)を行うため、加熱機械の可動域に立ち入って作業していた。可動域に立ち入る際に加熱機械の電源スイッチを切っていなかったため、自動操作により機械が可動し、機械の間に挟まれたもの。
原因
この災害の原因としては、次のようなことが考えられる。
1 直接原因
機械の調整作業を行うにあたり、電源を切らずにその可動域に立ち入ったことにより、機械に挟まれたこと。
2 間接原因
(ア)
機械の運転中、その可動域に容易に立ち入ることができたこと。
(イ)
機械の動作確認を行う際、一連の自動操作を行うスイッチが切れていなかったこと。
(ウ)
機械の調整作業方法について、統一した作業標準を作成していなかったこと。
対策
類似災害の防止のためには、次のような対策の徹底が必要である。
1 加熱機械の調整作業等、機械の可動域に立ち入る可能性がある作業を行う際には、機械の電源を確実に切ってから作業を行うよう周知徹底すること。
2 加熱機械の運転中に、労働者が可動域に立ち入ることを防止するため、出入口にインターロック機能を有する安全スイッチや安全プラグ等を設けた柵、囲い等を設けるか可動域に労働者が接近したことを検知した場合に、非常停止装置を作動させることのできる光学式安全装置を設置すること。
3 加熱機械の調整作業等の非定常作業について、過去の作業頻度、作業実態等の検証を行った上で、その結果に基づく作業の危険性の調査を行い、危険作業の廃止・変更、作業標準の整備等、危険を低減する措置を講じること。
4 労働者に対し、作業の危険性や上記により講ずることとした措置等について、十分な教育を行うこと。
5 本件災害発生現場を含め、事業場全体における安全衛生水準の向上を図るため、一連の過程を定め、継続的、自主的に行う労働安全マネジメントシステムを導入、構築すること。
このような労働災害に 対応する製品
関連するリンク
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