イベント名 | アンモニア活用に関する技術開発動向 |
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開催期間 |
2025年07月31日(木)
11:00~16:10 |
会場名 | ZOOMを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません |
会場の住所 | 東京都 |
お申し込み期限日 | 2025年07月31日(木)15時 |
お申し込み |
|
<セミナー No.507415>
【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません
アンモニア活用に関する
技術開発動向
★脱炭素燃料、水素キャリアに向けたアンモニア合成、分解、利用技術を徹底解説
■ 講師
1.福岡大学 工学部 化学システム工学科 教授 博士(理学) 久保田 純 氏
2. 日揮ホールディングス(株) サステナビリティ協創ユニット プログラムコーディネーター 増淵 耕平 氏
3. 東海国立大学機構 岐阜大学 工学部 化学・生命工学科 物質化学コース 副学長/教授 博士(工学) 神原 信志 氏
■聴講料 :
1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
詳しくはお問い合わせください〕
※定員になり次第、お申込みは締切となります。
■ プログラム
<11:00~12:00>
1.再生エネルギー電力からのアンモニア電解合成に向けた電極触媒、電解セルの研究開発動向
福岡大学 久保田 純 氏
【講演ポイント】
カーボンニュートラルな社会の構築のためには再生可能エネルギー電力の導入が必須であるが、天候が良好な日中には余剰電力が発生している。
この電力を化学燃料や化成品に変換し利用することが重要となる。
本講座では近年急速に注目を集めている燃料アンモニアに焦点を当て、電力からアンモニアを合成する技術について講演する。
【プログラム】
1.再生エネルギー電力の変動と化学燃料への変換の重要性
2.電解合成の研究動向
2.1 固体酸化物電解質を用いたアンモニア電解合成
2.2 リチウム媒介アンモニア電解合成
2.3 常温アンモニア電解合成
2.4 放電法アンモニア合成
3.福岡大学における水素透過膜型電気化学セルを用いたアンモニア合成
【質疑応答】
-----------------------------
<13:00~14:00>
2.アンモニア分解による水素製造技術の動向と今後の展望
日揮ホールディングス(株) 増淵 耕平 氏
【講演ポイント】
2050年カーボンニュートラルを実現するには、脱炭素エネルギーへの積極的な転換が必要です。
本講演では、脱炭素エネルギーの1つとして注目されている水素を効率的に輸送・貯蔵する「キャリア」として注目されるアンモニアの政策動向を概説します。技術動向の解説においては、 これまでのアンモニアの商流になく、近年注目が集まる「アンモニア分解」のプロセスをテーマに、実際に企業でアンモニア分解の技術開発に係る講師から解説を行います。
アンモニアに関して予備知識がない方にも理解しやすいように解説を行います。
【プログラム】
1.アンモニア分解の意義・背景
1.1 アンモニア分解による水素供給の役割・コスト
1.2 関連する国内外の政策・市場動向
2.アンモニア分解プロセスの基礎
2.1 分解プロセスの種類、システム構成
3.アンモニア分解プロセスの技術課題
3.1 要素技術(触媒技術、精製技術、他)
3.2 スケールアップに向けた課題
4.各国の開発・プロジェクト事例
5.社会実装に向けた展望
【質疑応答】
-----------------------------
<14:10~16:10>
3.アンモニアの脱炭素燃料、水素キャリアとしての活用展望
岐阜大学 神原 信志 氏
【講演ポイント】
2050年カーボンニュートラル実現のためのエネルギーとして,ブルー/グリーンアンモニアは脱炭素燃料および水素キャリアとして位置づけられています。
本セミナーでは,わが国におけるアンモニアに係る政策動向を概説した後,ブルー/グリーンアンモニアの基礎,燃料アンモニアの利用技術動向,水素キャリアの利用技術動向をわかりやすく解説します。
また,アンモニア利用のCO2固定,合成ガス製造,合成燃料製造等,カーボンリサイクル技術の新規ビジネスモデルを提案します。
【プログラム】
1.アンモニアの政策動向
1.1 なぜアンモニア?(IEAレポートより)
1.2 アンモニア利用に関する政策動向一覧
1.3 燃料アンモニア導入官民協議会
1.4 2050年カーボンニュートラルに伴う成長戦略
1.5 第7次エネルギー基本計画
1.6 総合資源エネルギー調査会
1.7 水素社会推進法
1.8 中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議
1.9 関東広域アンモニアサプライチェーン構想
1.10 新潟県カーボンニュートラル産業ビジョン
2.アンモニアの基礎知識
2.1 アンモニアの物性と特長
2.2 他のエネルギーとの比較
2.3 アンモニア製造プロセスの概要
2.4 2種類のブルーアンモニアとグリーンアンモニア
2.5 ブルーアンモニアとグリーンアンモニアのコスト
2.6 グリーン水素とグリーンアンモニアのコスト
2.7 ブルー水素とブルーアンモニアの発電コスト比較
2.8 アンモニアサプライチェーン
3.脱炭素燃料としてのアンモニア利用とビジネス動向
3.1 NEDO GI基金:電力・船舶分野での利用技術
3.2 国内外の研究開発動向とビジネス展望
3.3 SIP第3期「アンモニア・水素利用分散型エネルギーシステム」
4.水素キャリアとしてのアンモニア利用
4.1 アンモニアから純水素を得るための技術的課題
4.2 アンモニアからの純水素製造
4.3 アンモニアを原料とする燃料電池発電システム
5.CO2固定・リサイクル・メタネーション原料としてのアンモニア
5.1 アンモニア利用カーボンリサイクル技術と新規ビジネスモデル
5.2 アンモニアで排ガス中CO2を固定
5.3 炭酸水素アンモニウムはCO2/H2キャリア
5.4 メタネーションへの展開
5.5 合成燃料への展開
6.今後の展望
【質疑応答】
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