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イベント

【Live配信 or アーカイブ配信】医薬品開発の停滞・手戻りを防ぐCMC開発戦略と開発ステージ間連携

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医薬品/医療機器・材料/食品/化粧品:セミナー  / 2025年12月25日 /  医療・バイオ 化学・樹脂 試験・分析・測定
イベント名 医薬品開発の停滞・手戻りを防ぐCMC開発戦略と開発ステージ間連携
開催期間 2026年02月19日(木)
■Live配信日時:2026年2月19日(木)10:00~16:00
■アーカイブ配信日程:2026年3月3日(火)まで申込み受付(視聴期間:3/3~3/13)
 ※お申し込み時に備考欄に、Live配信、アーカイブ配信、いずれの受講かをご記入ください
会場名 【Live配信受講】もしくは【アーカイブ配信受講】いずれかのみ
会場の住所 オンライン※会場での講義は行いません
お申し込み期限日 2026年02月18日(水)15時
お申し込み

<セミナー No.602116(Live配信)>
<セミナー No.603161(アーカイブ配信)>

 

医薬品開発の停滞・手戻りを防ぐ

CMC開発戦略と開発ステージ間連携
【Live配信 or アーカイブ配信】

 

☆CMC開発における「どこまで・いつまで」の考え方がわかる
☆QbD、ICH Q9(R1)、ICH Q12を実務判断・管理戦略にどう使うかが理解できる
☆技術移転・スケールアップでのトラブルを情報・知識連携の観点から整理できる

 

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■講師
(株)パームエックステラピューティクス 顧問 博士(薬学) 宮嶋 勝春 氏
■聴講料
1名につき55,000円(消費税込/資料付き)
1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円(税込)
大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問い合わせください。
■セミナーの受講について
・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
 → https://zoom.us/test
・開催数日前または配信開始日までに視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
 セミナー開催日時またはアーカイブ配信開始日に、視聴サイトにログインしていただきご視聴ください。
・出席確認のため、視聴サイトへのログインの際にお名前、ご所属、メールアドレスをご入力ください。
 ご入力いただいた情報は他の受講者には表示されません。
・開催前日または配信開始日までに、製本したセミナー資料をお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
 お申込みが直前の場合には、開催日または配信開始日までに資料の到着が間に合わないことがあります。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
 複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・アーカイブ配信セミナーの視聴期間は延長しませんので、視聴期間内にご視聴ください。

 

≪このセミナーで学べる事≫
1.ライフサイクルを通した品質保証の考え方
2.開発段階に応じた医薬品の品質とその設定方法
3.Quality by Designに基づく製剤開発のポイント
4.治験薬製造と規制対応のポイント
5.開発段階に応じた試験法設定とバリデーション
6.技術移転のポイント‐知識移転とScale-up-
7.申請資料作成のポイント‐CTDへの対応‐
8.医薬品開発に求められる信頼性

 

プログラム     
【講座主旨】
医薬品開発におけるCMCは、陸上のリレー競技にたとえることができる。非臨床、PreformulationからスタートするCMCの各走者が、しっかりとした情報(バトン)を次の走者に渡すことにより、最終的に医薬品製造販売承認というゴールテープを切ることができる。各走者は開発段階に求められている役割りを理解し、そこで必要な情報を効率的に入手して、次走者にバトンとしてしっかり渡すことが重要である。もしバトンが適切なものでなかったり、誰か一人でもバトンを渡し損ねたりすると失格(開発失敗)となる。例えば、米国のINDでClinical Holdを受ける原因として最も多いのがCMCだとの報告がある。、今日、こうしたライフサイクルを通して開発・品質保証が求められる時代となっている。本セミナーでは、ライフサイクルを通した医薬品開発について、CMCの視点から、非臨床段階、Preformulation、製剤開発、治験薬製造、技術移転とScale-up、製造販売承認申請の各プロセスに焦点を当て、各プロセスがお互いにどう連携しているのか、変更管理にどう対応すべきか、そこで求められている規制要件やバリデーションにどう対応すべきかについて解説するとともに、医薬品開発におけるCMC開発戦略のポイントを紹介する。


【講座内容】
1.ライフサイクルを通した医薬品開発プロセス
 1.1 医薬品はどんなプロセスを経て開発されるのか ‐医薬品開発プロセスとCMCの役割り‐
 1.2 開発プロセスはお互いにリスク(Risk)でつながっている ‐ICH Q9(R1)ガイドラインのポイント‐
 1.3 医薬品ライフサイクルマネジメントのポイント
  1.3.1 1987年のガイドラインから2011年のガイダンスへ ‐プロセスバリデーションの変化‐
  1.3.2 上市後の変更管理‐ICH Q12ガイドラインのポイント‐
  1.3.3 医薬品ライフサイクルマネジメントと知識管理
 1.4 CMCに起因した失敗事例 ‐なぜトラブルは起こるのか‐
 1.5 IQ Consortiumにおける議論と5つの論文
2.Preformulationの役割り
 2.1 医薬品開発におけるPreformulationの役割り
 2.2 Preformaulationにおける評価と製剤設計の係わり
 2.3 Preformulationの限界 ‐IVIVC、結晶多形はわからない?‐
3.非臨床試験へのCMCの対応
 3.1 製剤に求められる品質への対応
 3.2 不純物をどう評価するか ‐試験法設定のポイント‐
 3.3 新規添加剤への対応
4.Quality by Design(QbD)に基づく製剤開発
 4.1 QbDに基づく製剤開発プロセスのポイント
 4.2 QbDにおける暗黙知の役割りとその活用
 4.3 QbDに基づく開発と製造現場の係わり‐技術移転・Scale-upで失敗しないために‐
 4.4 品質設定のポイント‐数値による保証から管理戦略による保証へ‐
5.開発段階に応じた試験法
 5.1 開発段階に応じた分析法開発のポイント  
 5.2 分析試験法は、いつまでに確立するか ‐バリデーションとクオリフィケーション‐
 5.3 標準物質への対応 ‐原薬・不純物‐
6.治験薬と治験薬製造への対応
 6.1 治験薬に求められる品質と段階に応じた対応 ‐包装・ラベリング・品質試験‐
 6.2 バリデーション(製造法・試験法)は、どこまで求められるか
 6.3 治験薬に係る規制 ‐治験届、INDへの対応‐
7.技術移転とScale-up
 7.1 技術移転から知識移転へ:そのポイント
 7.2 技術移転(製剤製造と分析法)のプロセスとその成否判断
 7.3 技術移転のトラブル・失敗事例
8.製造販売承認申請への対応
 8.1 申請に必要となる文書とCMC
 8.2 開発検討内容のCTDへの落とし込み
 8.3 照会事項の具体的な事例
9.まとめ
【質疑応答】

 

◆◆講師プロフィール◆◆◆
専門分野:製剤学・薬剤学

略歴・活動・著書など:
1979年ゼリア新薬工業㈱に入社以来、製剤開発・研究、医薬品製造、そして大学において物理薬剤学・製剤学の教育に従事。この間、米国ユタ大学薬学部に留学し経皮吸収製剤の研究、テルモ㈱ではリポソーム製剤、ナノキャリア㈱では高分子ミセル製剤、(株)パームエックスセラピューティクスではmicroRNAの開発などを経験するとともに、武州製薬㈱では、FDAをはじめ規制当局のGMP査察に対して回答者として対応。ISPE日本本部の理事、製剤機械技術学会の理事、日本薬剤学会の評議員を務めるとともに、2015年日本薬剤学会より製剤の達人 に認定される。主な著書として、1,開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理(サイエンス&テクノロジー㈱)、2.経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション(サイエンス&テクノロジー㈱)、3.QbDに基づく医薬品開発(共著)((株)じほう)など

 

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