No.1424 2012年4月25日
● 金属-ガラス変換チューブ接合技術
金属とガラス、金属とセラミックを接合するユニークな技術で、さまざまな
接合組み立てを実現するのが富士通特機コンポーネント株式会社様です。
同社では、手描きのごく簡単な構想図を提示するだけで、詳細設計から製造
まで一貫してカスタム対応。小ロット品にも応じます。
※※※※※※※※【 ここにフォーカス 】※※※※※※※※
接続物質を用いることなく直接気密接合が可能
「金属-ガラス変換チューブ」接合技術
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■ 膨張係数の異なる様々なガラスとも接合可能
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熱膨張係数が一致する金属コバールとコバールガラス管は、直接、気密接合
が可能です。金属コバールは他の金属部品と容易に接合できるため、ガラス
管と直接接合することが困難な金属部品とガラスを間接的に接合させること
ができます。
中間ガラスを用いた段付接合(段継接合)により、ICFフランジなどの金属
部品と膨張係数の異なる様々なガラス(パイレックス、石英ガラス、ソーダ
ライムガラスなど)も接合することが可能。さらに、外径φ50の段継接合が
できるようになりました。
■ アルミナなどのセラミックやサファイアと金属ろう付け接合も
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同社では、還元雰囲気中でのアルミナセラミック部品やサファイア部品と金
属部品のろう付け加工も行っています。金属材料を酸化させることなく、融
点差をうまく利用して数段階にわたる複雑な部品の接合組み立てが可能です。
また、アルミナにメタライズのみの加工もOK。カスタム品の小ロット対応の
ほか、部品の具体的な接合構造設計から対応できるのも同社の強みです。
「金属-ガラス変換チューブ」接合技術を中心に、試作~量産まで幅広い製
品を提供している同社。各種接合技術についてのご質問など、お気軽にお問
い合わせください。
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