No.1878 2015年2月9日
● RoHS指令により「フタル酸エステル類」に規制の流れ
プラスチック製品の可塑剤として用いられる「フタル酸エステル類」(DEHP、
BBP、DBP、DIBP)が、RoHS指令に追加される旨の、パブリックコメントが昨
年12月17日に公表されました。
現実化すると、2019年7月22日から欧州に上市される電気・電子製品への含
有が規制されます。
この「フタル酸エステル類」の定量分析に対応しているのが、株式会社日立
パワーソリューションズ様です。
■□――――――――― 【 ここにフォーカス 】 ―――――――――□■
自社製品の樹脂部に含有?「フタル酸エステル類」分析は今のうちに。
定量分析はもちろん、代替樹脂の強度測定、予寿命検査・解析にも対応。
■□――――――――――――――――――――――――――――――□■
■ 欧州での上市ができなくなる?対象となる電子・電気製品とは。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「フタル酸エステル類」含有規制の対象となるのは、電気・電子製品の電源
ケーブルの樹脂部や樹脂でできた筐体などです。
例えば、冷蔵庫、洗濯機、電気掃除機、ヘアドライヤ、ITおよび通信機器、
ラジオ、テレビ、民生用機器、照明装置、電動工具、玩具、自動販売機器な
どがあります。
これらの製品に「フタル酸エステル類」が含有すると、欧州で上市すること
ができなくなる場合があります。
早い段階で含有の有無を確認することをお勧めします。
■ 信頼と安心。最先端のトータルテクノロジーで対応。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
同社では、「フタル酸エステル類」について、以下の方法で分析可能です。
・GC/MS(選択イオン検出法)による定量分析
・LC/MS(液体クロマトグラフ質量分析装置)による定量分析
・Py-GC/MS(熱分解ガスクロマトグラフ質量分析装置)による、
スクリーニング分析
「フタル酸エステル類」の定量分析以外にも、代替した樹脂の強度測定、予
寿命検査・解析なども行っています。
- サイト内検索
- 新着ページ
-
- 1mm以下のサイズ感でセラミックス特注ネジを製作[大塚精工] (2025年05月21日)
- 校正から試験機器のアドバイスまで、A2LA認定校正機関がサポート[テュフ ラインランド ジャパン] (2025年05月20日)
- 【円安・サプライチェーン再構築】コストと品質を両立!代替セラミックス「ステアタイト」という選択[ユニセラ] (2025年04月23日)
- コストを抑えてAMRを体験!導入前診断×スモールスタートで成果を生むAMR活用へ[フジテックス] (2025年04月22日)
- 湯之上隆氏による半導体関連企業の羅針盤シリーズ講演【2025年5月版】[サイエンス&テクノロジー] (2025年04月21日)
- 製造業のエンジニアへ直接PR
- 2010/2以前のバックナンバー