レーザ加工と特殊な表面処理を組合せることで「難めっき材料」にめっきを密着させる技術を開発[クオルテック]

No.2448　2018年11月14日

●高周波領域で使う様々な基材でアンテナ／フィルタ／機構部材等を提供

分析や故障解析、信頼性試験などモノづくりにおけるトータルソリューショ
ンを提供されている株式会社クオルテック様は、このたびレーザ加工と特殊
な表面処理を組合せることでPTFE、ガラス、PET、LCPなどの、いわゆる
「難めっき材料」にめっきを密着させる技術を開発されました。

この技術をはじめ同社が保有する様々な技術を、11月28日（水）から30日（金）
まで開催される「マイクロウェーブ展2018」に出展されます。


■□――――――――― 【 ここにフォーカス 】 ―――――――――□■

レーザ加工と特殊な表面処理を組合せてめっきを密着
「難めっき材料」へのめっき加工はご相談ください

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■　「マイクロウェーブ展2018」に最新技術を出展
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同展示会はマイクロ波技術関連の学術・産業・教育に関する国内最大規模の
展示会。昨年の「マイクロウェーブ展2017」では国内外合わせて465社から
出展があり、過去7年間で最多の5,685名の参加登録がありました。
今年もマイクロ波関連業界で注目される最新技術を網羅する展示会として期
待されています。

同社は、自社開発の「レーザ加工による難めっき素材へのパターン形成技術」
を用いた「12GHz帯フィルタ基板」など、めっきを用いた試作だけでなく、
高周波特性評価や性能改善など様々な技術を出展します。
この機会に同社のブース（小間番号D-14）にお立ち寄り頂き、ぜひご覧くだ
さい。

「マイクロウェーブ展2018」
日程：2018年11月28日（水）～29日（木）10:00～17:30
　　　2018年11月30日（金）10:00～17:00
会場：パシフィコ横浜　展示ホールD（小間番号D-14）


■　フェムト秒レーザ加工を行える設備を保有
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フェムト秒レーザは従来のナノ秒レーザとは異なり、エネルギーが被加工物
内部へ熱拡散する前に融点を超える温度に加熱され蒸発が起こる為、非熱的
加工となり被加工物に対して熱影響の無い加工が可能です。
その特徴を生かし、難めっき材料に対して微細構造を付与する事により、
めっきの密着強度を上げる事に成功しました。


■　今までめっきが難しかった素材にめっきを密着
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レーザ加工と特殊な表面処理を組合せることで、難めっき材料にめっきを密
着させる技術を開発しました。めっきは、基材にレーザ加工を行った部分に
入り込み、密着します。
特殊材料にめっきでパターン形成することにより、高周波領域で用いられる
様々な基材を用いて、アンテナ／フィルタ／機構部材などを提供することが
可能です。


■　12GHz帯バンドパスフィルタを試作
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同社の独自技術である、レーザ／めっき技術の応用として12GHz帯でのバン
ドパスフィルタをテフロン板上に試作。特性は予想以上であり、高周波特性
に優れた回路形成が実現しました。


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