No.2828 2023年12月14日
● 設計データをつないで活用し、制御盤製造全体を最適化・標準化
ドイツ政府が2011年に発表した産業政策「インダストリー4.0(第4次産業革
命)」。製造業にIT技術を取り入れた改革を目指すというもので、欧米の製
造業では既に導入が進み、成果を上げつつあります。
インダストリー4.0の軸となるテクノロジーの1つが「デジタルツイン」。
現実の世界から収集したさまざまなデータを、まるで双子であるかのように、
コンピュータ上で再現する技術のことです。
「デジタルツイン」により、さまざまなシミュレーションが可能となり、新
製品のスムーズな設計や生産性の向上が見込まれます。
「デジタルツイン」による制御盤製造の自動化にいち早く取り組んでいるの
がリタール株式会社様です。制御盤設計に「デジタルツイン」を取り入れ、
設計から製造、メンテナンスまでデータでつなげることで、設計効率、生産
効率、メンテナンス効率がアップ。
自動化の工程を、同社と電気設計ソフトウェア会社のEPLAN様が担い、お客様
の制御盤製造の標準化を実現します。
■□――――――――― 【 ここにフォーカス 】 ―――――――――□■
制御盤の設計・製造、運用保守の効率化・自動化に向けた「3つのデジタル
ツイン」
「3つのデジタルツイン」とは?「SPS 2023」出展レポートをご覧ください
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■企画・設計から製造・運用まで、デジタルの連続性と一貫性を保持
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制御盤の設計、製造、メンテナンスまで、各工程のエラーを防ぎ、手間と工
数を減らすためのデータ連携ソリューションが「Value Chain(バリューチェ
ーン)」です。
「Value Chain」の導入により、次のメリットがあります。
・企業のスマートファクトリー化に必要な知識やノウハウの共有
・国内だけでなくグローバルで展開する企業に有利な国際規格取得の製品
・連携データによる、設計から製造工程までの「標準化」「自動化」
・人手不足を解決
>> 「Value Chain」の概要を動画で紹介
>> デジタルツイン環境による効率的な制御盤の設計製造手法とは?
■ 海外の工場では、すでにスマートな製造ラインによる効率化を実現
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日本国内では、このような制御盤製造をしているところはあまりありません。
しかし、ドイツのハイガー市にある同社工場では毎日、約8,000個のコンパク
ト・エンクロージャー(機械類を格納する筐体)が、高度に自動化された工
程で製造されています。
そのほかの海外事例を下記からご覧いただけます。
>> たった5人の現場スタッフで「生産能力2倍」を実現した事例
>> イタリアの自社工場の製造ラインで設計から製造まで一貫したデジタル化
>> 「3つのデジタルツイン」についてのお問い合わせはこちら
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