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/ 2022年07月11日 / 試験・分析・測定
屋外で使用する機器について、強風対策できていますか?
近年の異常気象は、予想だにしない暴風雨や高温環境下での運用を強いられることから、屋外に設置する電気機械器具や設備においては、規格で決められた試験以外での安全性の確認が求められています。
弊社では、大型の試験室があるので、製品の実物丸ごとの耐風圧試験が可能です。
最大風速50m/s以上、大型品(1.5m×1.5m程度)に対応できる風洞試験室で、「耐風試験」を提供しています。
小型製品であれば、50m/sを超える風速での耐風試験も可能。最速1週間で耐風試験を行えるなど、急な試験にも対応しています。
また、設備性能を超える風の影響を見たい場合や、耐風試験では計測できない部位を評価したい場合は、CFD(流体解析)とコラボすることでデータ取得が可能です。
■ 耐風圧試験の対象物
- 太陽電池パネル
- ドローン
- 監視カメラ(防犯カメラ)
- LED照明設備
- ガス給湯器
- 空調機
- エアコン室外機
- 給湯器等の室外機
- ベランダタイル
- バルコニー用デッキタイル
- アンテナ
- パラボラアンテナ
- 鉄道信号
- 看板
- 垂れ幕
- 幟(のぼり)
- 風力発電装置(プロペラ含む)
- 小型風車
- コーン
- 冷却塔
- 電話ボックス
- 携帯電話等の通信ボックス
- 自動販売機
- 消火器ボックス …等
■ 耐風圧試験の対象となる規格
- NDS C 002D
■ 設備の紹介
項目 内容 型式 水平単回路式 噴流型風洞 性能 - 風速
- :~55m/s(防護ネットあり)
- 風速分布
- :1.0%以下(中心面)
- 乱れ
- :0.2%以下(中心面)
試験体
設置(1)計測部床設置
(2)ターンテーブル
(3)ストラット支持
(4)ロボットアーム支持代表的
な試験- 空力
- :航空機、防衛装備品、ドローン、
風車、船舶 - 耐風
- :カメラ、照明、太陽電池、
信号機、室外機
■ 試験事例の紹介
- 航空機・飛翔体等の空力特性計測
- 水上・水中移動機器の特性計測
- 飛翔体翼展開機能確認
- 無人機・模型航空機等のプロペラ推進性能確認
- 航空機による懸ちょう飛行特性確認
- 風力発電量確認
- 強風下での屋外監視カメラの駆動機構確認
- パラシュート開傘投下試験
- 耐風試験(破壊検証可能) …などの試験実績があります。
風洞試験装置について詳しくはこちら
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/ 2019年08月01日 / 試験・分析・測定
流体解析(流体シミュレーション)
その他受託解析サービスをご紹介日本飛行機では、航空宇宙機器の解析、設計及び試験のノウハウを活かし、流体解析やその他受託解析サービスを行っております。
■ 流体解析(流体シミュレーション)サービス
■その他受託解析サービス
航空宇宙機器の解析、設計及び試験の経験を基に、解析の方針立てから参加できます。
- 熱流体解析:ANSYS FLUENT
- 熱解析:SINDA/FLUINT
- 構造解析:Altair HyperWorks
- 機構解析:MSC ADAMS
- 数値解析:MATLAB
■流体解析、その他受託解析サービスのお問い合わせ
流体解析のほか、弊社の全ての受託試験に関して、ご質問、ご要望等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
また、受託試験の見積もりや設備の空き状況確認、試験の概要や事例確認などについてもお問い合わせボタンからもできます。
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/ 2019年08月01日 / 試験・分析・測定
風洞試験のご相談は日本飛行機にお任せください
■ 風洞試験とは
※クリックで拡大
風洞試験は、「人工的に風の流れを発生させ、その流れの中で対象物にかかる荷重などを計測する試験」です。コントロールされた風速の中で、お持ちいただいた製品や模型が、指定の風速に耐えられるかを確認したり、製品や模型にかかる荷重を計測したりできます。また、対象物周囲の流れの様子を観察することも可能です。
■ 風洞試験の目的
■ 風洞試験の重要性
●製品開発と風洞試験
台風等で製品が破損したとき強風対策が求められます。強風下の製品の状況を観察したり、対策案を検討あるいは確認するために風洞試験が用いられています。
競争力のある製品開発を目指すため風洞試験や流体解析のニーズは日々高くなっています。
弊社の受託風洞試験はお客様の製品に風に当てるだけでなく、製品に歪ゲージや加速度センサを取り付けることにより局所の歪みや加速度の評価もできるため、設計の評価、確認に使われています。また、センサを取り付けられないなど、試験で得にくいデータは流体解析を用いて推算することも可能です。
また、他の低速風洞と比較して最大風速性能が高く、40~50m/sにおける製品の耐風性の確認も可能です(製品の大きさにより最大風速は変わります)。
供試体支持方式も360度回転できる「1自由度回転テーブル」や、6自由度で供試体をハンドリングできるロボットアームがありますので、様々な姿勢で試験が可能です。
そのため、弊社風洞はユーザー様の各種製品開発にも活用されています。
●装置が埋まってしまった… そんな時もご相談ください
自社の装置が埋まってしまった場合、施設が空くまで計画が進まないのは会社や顧客にとって損失です。弊社風洞試験と流体解析は問い合わせから最速1週間で実行が可能です。時間を無駄にすることなくタイムリーな試験や解析ができます。
特に野外に設置する製品の実物を使って、耐風性を確認できる施設は多くはありません。 風洞試験と流体解析をパッケージで受託できる会社も多くはありません。是非、弊社の受託サービスをお使いください。
■ 風洞設備の概要と、その他試験の受託内容
弊社風洞は、開放型の計測部を持っているため、お客様の要求する試験仕様に柔軟に対応できます。
- 空力荷重計測
- 耐風試験(破壊検証可能)
- 投下試験
- プロペラエンジン試験
- ドローン
- などの試験実績があります。
(1)低速風洞
弊社風洞は水平循環型の風洞となっています。測定部は開放型となっており、様々のサイズの供試体を設置可能です。また、計測方法等、ユーザー様の要望に応じて柔軟に対応することができます。
型式 水平単回路式 性能 風速 2~60m/s(防御ネット無、測定部空) 風速分布 1.0%以下(測定部中心面) 乱れ 0.2%以下(測定部中心面) 縮流筒 吹出口 円形2.0m 電動機 出力 200kW(連続最大) 回転数 20~600rpm ※最大風速は供試体サイズや試験形態により変化する。
(2)風洞試験の主な実績
試験内容 試験対象 6分力計測 航空機・飛翔体等の空力特性計測、水上・水中移動機器の特性計測、etc 機能確認 飛翔体翼展開機能確認、無人機・模型航空機等のプロペラ推進性能確認、航空機による懸ちょう飛行特性確認、風力発電量確認、強風下での屋外監視カメラの駆動機構確認、パラシュート開傘、投下試験、etc 耐風確認試験 給湯器等の室外機、携帯電話等の通信ボックス、小型風車、バルコニー用デッキタイル、パラボラアンテナ、etc
※吸入口に防御ネットを張ることで、供試体破損による飛散の可能性のある試験にも対応できます。(3)供試体支持方式
通常、空力荷重計測を行う際は、下写真のようなストラット(支持棒)を用います。
また床が昇降台になっているので高さ方向の移動や調整も可能です。
空力荷重測定の例1
空力荷重測定の例2
ロボットアーム
アーム先端に供試体を取り付け、6自由度(6つの座標系で計測可能)で操作(ハンドリング)することができます。
ロボットアームの例1
ロボットアームの例2
(4)計測
①荷重計測
空力荷重計測は主に以下の2種類の天秤を用います。定格荷重は標準型とスティング型があり、供試体形状や支持方式により使い分けています。
航空機の様な小型で細長い形状の供試体にはスティング型を用います。<6分力天秤の定格荷重>
タイプ
分力
Fx Fy Fz Mx My Mz kgf kgf kgf kgf・m kgf・m kgf・m 標準型 50 50 50 20 20 10 スティング型 30 60 60 2 5 5 ②その他
供試体局所の加速度や歪み、供試体から発生する空力騒音の計測が可能です。
風洞が低騒音風洞ではないので、騒音計測を行う場合は参考値レベルと認識してください。■ 所有する試験設備
弊社は、風洞試験だけではなく強度、振動、環境試験の設備も充実しています
それらを複合して試験できる環境発生装置は供試体のサイズに合わせて槽を制作し、指定の温度湿度環境にコントロールすることで、その環境下で様々な環境試験を行うことが可能です。
▼日本飛行機が保有する主な試験設備の仕様
対象試験 設備名称
仕様
強度試験 静強度負荷システム(MTS社製) 負荷25kN*2;50KN*1;100KN*1 振動試験 動電型振動試験機(英国LDS社製) 加振力160kN;振幅38mmp-p;速度170cm/s 環境試験 特殊環境試験装置(エスペック社製) 温度-60~+150℃;湿度30~95%R.H 環境発生装置(エミック社製) 槽内寸1.5m幅×1.5m高さ×4m奥 その他、試験設備はこちらをごらんください
■ 風洞試験のお問い合わせ
風洞試験のほか、弊社の全ての受託試験に関して、ご質問、ご要望等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
また、受託試験の見積もりや設備の空き状況確認、試験の概要や事例確認などについてもお問い合わせボタンからもできます。
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/ 2019年08月01日 / 試験・分析・測定
航空宇宙機器の品質を支える「大型振動試験」
「大型振動試験」のことなら日本飛行機(株)にお任せください。
航空機装備品、宇宙機器、鉄道車両搭載品などの実績が豊富にあります。
加振力160kN、加振周波数5Hz~2kHzの大型の振動試験設備を完備。試験のオペレーションから、各種データの取得はもちろんのこと、試験計画書や報告書など、必要書類のご要望にもお応えいたします。
- 航空宇宙機器で培った振動・衝撃試験技術
- 試験に必要な各種治具の設計・製作能力も充実
- 試験オペレーションと各種データ取得の対応力
■ 振動試験装置
振動試験装置/宇宙ステーション用ドア
航空宇宙機器をはじめさまざまな機器の振動・衝撃試験にご利用頂いております。
お客様の試験品を加振器に取付けるために必須となる、治具の設計・製作も承っております。
メーカー 英国LDS社製 動電型振動試験機 型式 ASE-984LS 最大加振力 160kN(16.3 tonf) 振動数範囲 5~2;000Hz 最大変位 38mm(P-P) 最大加速度 約100G(無負荷時) 最大搭載重量 1.3ton 制御波形 正弦波、ランダム波、衝撃波、混合波 ■振動計測・解析・制御で使用する装置について
振動試験で加速度及び動歪みのデータを取得されるための計測器、記録器を各種取り揃えております。
加速度/動歪み計測
加速度センサー Endevco 2226C 他 チャージアンプ エー・アンド・デイ AG3103 動歪みアンプ エー・アンド・デイ AS1803 振動制御器
振動制御装置 LDS-Dactron Shaker Control (16ch)
■ 静強度及び疲労強度試験システム
油圧アクチュエータによる、構造物など様々な製品への静強度及び疲労強度試験が可能です。
さらに環境発生装置と組み合わせた、温度・湿度環境と荷重を同時に負荷する複合試験の実施も可能です。MTS社製(静強度及び疲労強度試験用)
型式:AeroPro™ ソフトウェア
アクチュエータ:
荷重 25kN(2.5tonf)/2本
荷重 50kN(5tonf)/1本
荷重 100kN(10tonf)/1本
ヘリコプタ尾脚部分疲労試験
■ 振動試験・強度試験に関するお問い合わせ
振動試験、強度試験のほか、弊社の全ての受託試験に関して、ご質問、ご要望等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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/ 2019年08月01日 / 試験・分析・測定
航空宇宙機器製造で培った
技術を活かした環境試験サービス(受託試験)日本飛行機(株)で実施している温度試験や湿度試験(環境試験)では、温湿度の変化をプログラムすることが可能です。
温度範囲-60~+120℃、湿度最大95% R.H.に対応し、奥行きを1.5mに狭めることで、温度範囲-70~+150℃まで可能になります。連続終夜運転も可能です。お気軽にご相談ください。
- 高温高湿・低温低湿などの環境試験に対応
- 環境発生装置による氷結機能試験・温湿度試験
- 環境強度試験(温湿を負荷しながらの強度試験)
■ 特殊環境試験装置
※クリックで拡大
湿度試験 技術試験室のイメージ画像
高温高湿・低温低湿・繰り返しに対する信頼性の評価が可能です。また、材料の温度特性の取得にもご利用頂けます。
メーカー エスペック社製 型式 MS-353 温度範囲 A仕様:-70~+150℃
B仕様:-60~+120℃湿度範囲 30~95%R.H. 槽内寸法 A仕様:幅1.5m×高さ1.5m×奥行き1.5m
B仕様:幅1.5m×高さ1.5m×奥行き4.0m
※槽の内扉を閉めることによりA仕様となります。
※クリックで拡大
※クリックで拡大
温湿度試験における制御範囲
温度湿度試験のプログラム例
※クリックで拡大
プログラム設定画面
■ 環境発生装置(温湿度供給装置)
メーカー エミック社製 型式 PSU-120W-60150 温度範囲 -60~+150℃ 湿度範囲 30~95%R.H. 槽内寸法 供試体に合わせて設計・製作
※他の試験装置と組み合わせて複合試験も可能です。供試体のサイズ及び構成に応じて試験槽を製作しますので、
大型製品に対応した環境試験が可能です。環境発生装置の使用事例
※クリックで拡大
▼事例1:氷結機能試験/航空機装備品
-56.7℃氷結試験
槽内法寸法:幅3.3m×奥行0.6m×高さ0.6m
▼事例2:温度試験/宇宙実験施設用の構造部品品
温度範囲:-20~+80℃
槽内法寸法:幅2.8m×奥行2.4m×高さ2.4m
■ 振動試験・強度試験に関するお問い合わせ
環境試験、及び弊社の全ての受託試験内容・製品に関して、ご質問、ご要望等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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