セラミックスの材質を変更したり、接合加工を工夫することで、 部品の長寿命化・耐摩耗性の向上、精度を保ったまま(または向上させ)、製品の低背化や軽量化・コスト抑制を提案します。
以下は、ご好評いただいた改善実例の一つです。
セラミックス加工 改善実績例
[ 部 品 ] ワークホルダ
[ 用 途 ] 製品検査装置における製品ホルダ
[ お客様ご要望 ]
- 製品の低背化に対応 部品精度は維持したい
- 部品の消耗対策・軽量化およびコストを抑制したい
[当社対応]
☆ セラミックスへの材質変更提案
☆ 接合加工:セラミックス + アルミ
(部品をセラミックスとアルミに分割、接着接合後に仕上加工)
ワークに接触磨耗する部分のみジルコニアセラミックスで製作
素材特性:高靭性
*固定部を長穴からセラミックプレートのはめ込み式にして研削加工を可能にすることで、各種の改善効果を実現
・ワーク挿入固定部(中央2ヶ所抜け部分) 溝幅0.8ミリ 公差0+0.02
・セラミック接合プレート2本 ピッチ寸法2.4ミリ 公差±0.01
主要加工:平面研削加工 ( 接着接合後にも仕上研削実施 ) *ダイヤモンド砥石使用
[ 当社加工参考 ]
セラミックス研削溝加工:最小溝幅 0.15ミリ
各種金属研削溝加工 :最小溝幅 0.1ミリ
[ 改善効果]
◎ セラミックス材質変更による効果
・部品の高寿命化 = 耐摩耗性向上
◎ 接合加工(セラミックスと金属の接合加工)による効果
・製品低背化対応(狭幅ワーク対応)
・研削加工が可能な形状に分割することで製品固定部の精度向上
・必要部分のみセラミックス、他をアルミにすることで部品の軽量化・コスト抑制実現
大塚精工株式会社では、各セラミックスメーカーの材料は、ほぼ入手可能です。
アルミナ、ジルコ ニア(導電性含む)、窒化アルミ、窒化珪素、炭化珪素 etc.
材料の選定提案から、様々な加工まで、充実した設備と技術力で一貫して、製作・対応致しております。
ご質問やご相談など、お気軽にお問い合わせください。
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