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セラミックスと金属の接着技術

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セラミックス スチール・レアメタル  / 2016年08月04日 /  自動車 産業機械機器 電子・半導体

今回は、セラミックスと金属の接着についてご紹介致します。

 

まずは、下の写真をご覧下さい。

      

左側の写真は、Vブロックの受け部(テーパー面)に窒化珪素を貼り付けています。

右側の写真は、平面上に金属面と同一に通しで窒化アルミ(灰色)と止まりにて炭化珪素(黒色)、凸となっているアルミナを貼り付けています。

窒化アルミ部と炭化珪素部は、接着後に金属と同時加工を行い、段差を無くしています。

アルミナ部は、接着後に穴も金属部品と同時加工を行い、内径の段差を無くしています。

 

以下に、接着構造とした場合のメリット、デメリットの一例をご紹介致します。

○メリット

 ・耐摩耗が必要な箇所に、スポット的にセラミックスを使用出来る為、

  コストを低く抑えられる。

 ・摩耗や破損した場合でも、セラミック部のみ貼り替え、再加工が行える。

 ・今ご使用中の部品に対しても、追加工が行える。

○デメリット

 ・2液性エポキシ樹脂での接着となる為、耐熱温度が低い。(約100℃)

 ・白色のセラミックスは、金属と同時研磨を行うと、色味がくすむ事がある。

 

「セラミックスは使ってみたいけど、コストが気になる」

「必要以上に納期が掛かるのでは」など、

お悩みの点が御座いましたら、まずは大塚精工㈱にお気軽にお問合せ下さい。

弊社では、お客先の仕様やご要望に合わせ、最適な材質や接着構造(強度維持)を

ご提案させて頂いております。

 ご連絡、お待ちしております。

 

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