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ご来場ありがとうございました 【第8回 微細加工EXPO ~東京ビッグサイト】 セラミックス/スーパーインバー/微細/精密

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展示会情報  / 2018年01月29日 /  産業機械機器 電子・半導体 先端技術

1月17日(水)~1月19日(金)に東京ビッグサイトで開催されました第8回微細加工EXPOに出展致しました。

会期中、多くの方に弊社ブースへお立ち寄りいただき、大変嬉しく感謝申し上げます。

 

今回は微細加工EXPOでの展示内容を幾つか紹介致します。

非常に微細で薄肉なものもある為、技術紹介でお客様を訪問する際、破損の懸念から持ち出せないサンプルがござます。これらは展示会でしか御覧いただけません。

  

 ブース正面の写真サンプル全体写真

      

サンプルを数点紹介致します  

 

φ0.5mmのシャープペンシルの芯です。

側面にφ0.3mmの穴と0.3mm幅の長穴を開け、サイドにへΦ0.3mmの穴を開けています。

穴はよく見かけると思いますが、長穴が開いている事がポイントです。

  

そして・・

同じくφ0.5mmのジルコニアセラミックスの棒への長穴加工(0.3mm幅)です。

ジルコニアセラミックスに対しても側面を回転させた工具で横に走らせました。

割れるリスクが高く、触る事も怖いですがこの長穴を削った事が驚きです。

 

次は黒色のジルコニアセラミックスを、平面研削のみで仕上げたサンプルです。

弊社は平面研削が得意で、平行・平面・直角度0.001mm以内の公差保証を出来る事が特徴ですが、下のサンプルは細い砥石で格子状に溝を入れ0.1mm×0.1mmの突起を残しています。

 

次に紹介するのはアルミナセラミックスのサンプルです。

横からぺンライトを当てていますが、光が通るほど薄く、内外径の差(肉厚)は0.1mmしかありません。内径はマシニング、外径は円筒研削と、加工工程が異なりますが芯ズレなく加工できています。 ※芯ズレが大きいと割れてしまいます。

平面研削で平行・平面・直角の精度を保証。基準を正確に出せている事が成功の要因です。

次はセラミックスで製作したバネです。

これは金型を作って焼結したのではなく、アルミナセラミックスのブロックから削って作りました。「どうやってセットしたのか」疑問に思うところですが、社内で治具を考案し、それを用いています。弊社ではセラミックスの精密加工だけでなく、金属の精密加工も行っているため、セラミックスを加工する際の治具を社内の金属加工部門で作る事が出来ます。治具製作も含め全て社内で打ち合わせをしながら出来る事が最大の強みです。

 金属加工の話がでましたので、最後に金属の加工サンプルを紹介します。

これはスーパーインバー材への微細加工で、マシニングによる切削のみで仕上げています。

渦巻き状の部位の幅が0.15mm、その上面に開いている穴がφ0.05mm×125か所です。

実物は非常に微細で、指先に乗る位のサイズです。

 

 

長々とお付き合いいただきありがとうございます。

弊社では日々、加工技術向上に向け様々な挑戦を行っております。

微細・高精度な製品でお困りの際は是非、大塚精工へご連絡下さい。 

 

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