【加工技術紹介】　ジルコニアセラミックス薄板0.08mm　矢印形状

ご覧いただきありがとうございます。

今回は最近完成致しました加工技術サンプルの中から、

ジルコニアセラミックスの薄板加工を紹介致します。

加工方法:平面研削加工

特徴:矢印形状を厚さ0.08mmまで追い込みました。

磁性の無いセラミックスで、真四角ではない薄い板形状を平面研削盤のステージに固定する事は困難ですが、社内における冶具製作など、ノウハウを用いて工夫し、以下を仕上げました。

厚み:0.08mm　　　　　　　　　　　　　　向こう側が透ける程の薄さです　　　　　　　　

長さ:30mm

大塚精工(株)では、セラミックス、各種金属の精密加工を行っており、

平行度･平面度･直角度0.001mmなど、高精度な加工を得意としております。

今回、『平面研削加工でどこまできれいに薄くできるか』に挑戦しました。

この他にも『どれだけ細い穴を高精度に開けられるか』などのチャレンジを行っております。

セラミックスを使用する事で耐摩耗性、耐熱性の向上、非磁性、耐薬品性などの効果が得られ、硬く、錆びにくく、より長持ちする部品･治工具を実現できます。

ご仕様にあわせた形状、材質の提案も行っております。

加工のご相談、ご要望などお気軽にお申し付けください。