【加工技術紹介】　ジルコニアセラミックス　0.2ｍｍ薄肉加工(4面溝加工)

ご覧いただきありがとうございます

今回は最近完成致しました加工技術サンプルの中から、

ジルコニアセラミックスの0.2mm薄肉加工(4面溝加工)を紹介致します。

加工方法:平面研削加工

特徴:4面から0.52mm幅の溝を加工

　　　溝加工後の残り0.2mm　　※官製はがきと同等の厚みです

　　　　→残っている部分全ての厚みが0.2mmとなっています。

上から見た最も薄い部分が幅0.2mm。

上から見て厚く見える部分(幅0.92mm)も、厚みは0.2mmです

(反対側から幅0.52mm　深さ3.8mmの溝加工→残り0.2mm)

 材質:黒ジルコニア

 外寸:13.16mm×4.0mm×4.0mm

 溝幅:0.52mm　　

 溝深さ:3.8mm　(残り0.2mm)

大塚精工(株)では、セラミックス、各種金属の精密加工を行っており、

平面研削で平行度･平面度･直角度0.001mmなど、高精度な加工を得意としております。

今回、平面研削加工で『どこまで薄く加工し、形状を保てるか』に挑戦しました。

この他にも『平面研削でどこまできれいに薄くできるか』などのチャレンジを行っております。

セラミックスを使用する事で耐摩耗性、耐熱性の向上、非磁性、耐薬品性などの効果が得られ、硬く、錆びにくく、より長持ちする部品･治工具を実現できます。

ご仕様にあわせた形状、材質の提案も行っております。

加工のご相談、ご要望などお気軽にお申し付けください。