製品・技術
『ステンレス(SUS303) 雪の結晶』
新設備導入によりワイヤー線の最小径がφ0.02㎜でも加工可能となりました。
今までφ0.03㎜ワイヤー線も使用していましたが、
今後はさらに微細な加工が実現できます。
ワイヤー放電加工にて雪の結晶を表現しております。
ワイヤー線はφ0.02㎜を使用しており、極限まで細い貫通の溝を実現しております。
結晶模様は3㎜×3㎜の中で描いております。
溝の端に発生する加工Rを理論上、R0.02㎜以下にすることができます。
材質:SUS303
結晶の枝1本の幅:0.03㎜
板厚:1.5㎜
倍率:20倍
[倍率を変えて撮影]
倍率:100倍
[これまでの最小線径 φ0.03㎜]
参考までにこれまではワイヤーの最小線径はφ0.03㎜でした。
以下は2015年に細線ワイヤー放電加工を紹介した記事です。
この当時はφ0.03㎜が最小径で、櫛歯サンプルの加工を行いました。
材質:SUS304
櫛歯の根元幅:0.04㎜
板厚:1.0㎜
ワイヤー放電加工を含めて大塚精工の微細加工は進化を続けて参ります。
このほかにも加工・材質などお困りの事がございましたら、是非お気軽にご相談下さい。
製品概要 | [ステンレス(SUS303)雪の結晶]
材質 :SUS303 結晶の枝一本の幅:0.03㎜ 板厚 :1.5㎜ 模様周辺ザグリ :3㎜×3㎜ <使用加工機> ワイヤー放電加工機(ワイヤー線径φ0.02㎜) |
特徴 | 雪の結晶 (枝1本の幅0.03㎜) |
製品名・型番等 シリーズ名 |
ステンレス 微細ワイヤー放電加工 |
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