マルチものづくり～ 金属微小加工　並列パイプ1000分の1㎜単位の位置精度　

今回は金属素材を使った微小加工をご紹介します。

写真は約2㎜四方の範囲内に、64本の微小な円柱パイプ形状を設けたサンプル。
パイプを差し込んだり接合したりはせず、一体で完成させています。
穴は貫通していますので塗布、吐出や吸着、射出など
様々な用途にお使い頂くことができます。

穴部分拡大写真

 写真左：パイプ形状の高さは1㎜　　　

 写真右：穴と穴の間隔精度は0.005㎜以内の位置で維持できます

近年、電子機器含め製造産業は部品の微小化が加速しており

その加工プロセスに対応可能な技術のニーズが高まっています。

今回ご紹介した金属微小加工の技術はご要望にあわせた対応も可能ですので、

開発テーマの一つとしてご活用ください。

※この加工はSUS440C、SUS30系含む金属素材の他、

　アルミナ、ジルコニアなどのファインセラミックスに対しても可能です。