大型設備を分解・搬送せず、現地で肉盛り溶接! |
大型部品の補修のとき、どこから始めますか?
「補修のための分解が大変・搬送が大変!」そんな生産設備の補修に困っておられませんか?
小野精工の部分肉盛溶接(メッキ補修)なら、“現場で”、“分解せずに”、“短時間で”補修が可能です。
大型部品誤作部の肉盛り溶接 |
フィルム用ロールの傷補修 |
■ 部分肉盛り溶接(部分めっき補修)とは |
小野精工の部分肉盛り溶接(補修)は、日本ではまだあまり利用されていませんが、アメリカやヨーロッパでは数多くのユーザーを抱えています。またアジアでも、韓国などでは盛んに行われています。
日本でも、生産設備の維持にかけるコストが抑えられる今、大きな注目を集めています。
部分肉盛り溶接(めっき補修)は、部分めっきによって行います。
部分めっきは、電気めっきの一種ですが、電解溶液を使いません。
めっき金属を含むブラシや布を陰極と共に、陽極となるワークにあて、めっき金属を析出させるものです。
部分肉盛り溶接では、この部分めっきによって、工作機械や生産設備にできたキズや磨耗した部分をめっきし、修理します。
■ 部分肉盛り溶接(めっき補修)の特徴 |
- 大型部品など取り外し困難な部品を現地補修可能
大型の生産設備の磨耗やキズの補修で一番大変なのは、その分解と搬送です。弊社では補修に部分めっきを使用しますので、多くのケース、現場で、分解せず、補修を行うことができます。
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めっきと比較し、電着速度が速い(50倍)ので、補修時間を大幅短縮
電気めっきの場合、電解溶液中に一晩つけるのが普通ですが、小野精工の部分肉盛り溶接(めっき補修)はその必要はありません。めっきと比較し電着速度がほぼ50倍ですので、修理によるダウンタイムを大幅に短縮できます。
- 工期、工数の大幅削減により、コストも大幅削減
部品の取りはずしや搬送が必要ないので、工期、工数、コストを大幅に削減できます。
- めっきと比較し、電着皮膜硬度が高い ニッケルHRC52
部分めっきは、非常に簡便な補修法ですが、その品質にもすぐれています。たとえば、電着皮膜硬度はめっきよりかなり高くなります。ニッケルの場合、HRC52です。
- めっきと比較し、マスキングが最小限にできる
部分肉盛り溶接(めっき補修)に関する質問は、お気軽にお問い合わせください。
■ 肉盛り溶接(めっき補修)による生産設備の補修事例 |
■自動車会社 |
■航空機 |
■ 部分肉盛り溶接(めっき補修)のお問合わせ |
小野精工では、大型部品など、取り外し困難な部品の補修を現場で施工。肉盛り溶接~仕上げ(めっき加工)まで対応しています。
また、肉盛り溶接による生産設備の補修を行うだけでなく、補修用装置の販売も行っております。装置一式をご購入いただいた場合は、技術指導を無料で行っております。
お気軽にお問合わせください。
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