製品・技術
レスターにて対応可能な自動車用電子機器の環境試験:規格ISO16750/JASO D014について紹介します。
ISO 16750-3:自動車部品機械負荷試験
(ISO 19453-3/JASO D014-3)
- 正弦波振動試験
- ランダム振動試験
- バンプ試験
- 自然落下試験
ISO 16750-4:自動車部品機構負荷試験
(ISO 19453-4/JASO D014-4)
- 塩水噴霧試験
- 温湿度サイクル試験
- 複合サイクル試験
- 防水試験
- 塵埃試験
- スプラッシュウォーター衝撃試験
- 腐食試験
試験前後解析
- レポート作成
- 各種測定
- 外観観察
- X線観察
- SEM観察
自動車が晒される厳しい環境の例
自動車は長距離移動可能な便利な乗り物ですが、その反面あらゆる厳しい環境にさらされます。
- 急激な温度変化
高温と低温を繰り返すことで、応力が発生して部品が故障する恐れがあります。 - 移動時に発生する振動や衝撃
移動時の振動や段差を乗り上げた時の衝撃により、部品や電気システムが故障して機能が失われる恐れがあります。 - 悪天候(雨や雷)
水入りや雷によって機器そのものが故障する恐れがあります。 - 静電気、ノイズ
- 雷
- 湿度
ISO16750とJASO D014とは
ISO16750とは、自動車用電気電子機器の国際規格となります。1998年に制定されました。
Part 1 General(一般)、Part 2 Electrical Loads(電気負荷)、Part 3 Mechanical Loads(機械負荷)、Part 4 Climatic Loads(気候負荷)、Part 5 Chemical Loads(化学負荷)に分けられます。
2006年にJASO(自動車技術会)によりISO16750に対応した「JASO D014:自動車部品 電気・電子機器の環境条件及び機能確認試験」が制定されました。
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