防水試験受託/請負サービス
近年、スマートフォンをはじめとするモバイル機器やIoT機器において、防水機能の搭載が一般化しています。当社の機構設計案件においても、防水設計を含めた設計依頼が増加しております。
防水等級においても、民生品の多くは生活防水(IPX4以下)レベルですが、業務用製品の場合は完全防水(IPX5以上)が主流になってきています。また、⾃動⾞関連製品を中心にIPX9Kと呼ばれる高温、高圧での防水要求が増えております。
当社は認証機関にも採用されている装置と同等の設備を活用し、認証機関での試験に向けて事前評価や防水性能の限界把握などを考えているお客様のサポートをいたします。
- これから防水設計に取組もうとしている。
- 防水設計が上手くいかず、
改良設計案や改良設計自体を望んでいる。
⇒防水設計に関する技術サポート体制も整えております。 - 防水設計は行ったが、
認証機関での試験に持込む前に事前評価がしたい。 - 防水効果の限界性能を知りたい。
⇒試験装置の施設貸出も対応できます。 - OEM製品などの防水性について、第三者検証を実施したい。
WTIの防水試験請負/受託サービスを利用するメリット
- 防水性能の限界まで把握可能
当社の試験は機構設計エンジニアが実施するため、規格(IPコード)対応だけでなく、防水性能の限界を把握することができます。 - 試験結果に基づく改良設計も対応可能
防水性能を満たさない部位(構造)について、改良設計案の提案や改良設計の請負/受託にも対応しています。
お気軽にお問い合わせください
車載用電子部品の規格準拠の信頼性評価についてお気軽にお問い合わせください。現在の状況やご検討されている背景もお知らせいただけるとスムーズなご回答が可能です。
受託/請負可能な防水試験
■IPX5防水試験受託サービス
電子機器や設備の防水性能を評価し、IPX5規格に適合しているか確認します。
試験対象:屋外用電子機器、スマートデバイス、車載機器、工業機器 など
合格基準:試験後に正常動作し、有害な水の浸入がないこと
想定環境:雨、シャワー、軽い波しぶきに耐えられるが、水没には対応不可
■IPX6防水試験受託サービス
強い水流に対する防水性能を評価し、IPX6規格に適合しているか確認します。
試験対象:アウトドア用電子機器、車載機器、船舶・工業用設備、監視カメラ など
合格基準:試験後に正常動作し、有害な水の浸入がないこと
想定環境:暴風雨、高圧ホース、洗車機レベルの水流に耐えられるが、
水没には対応不可
防水試験装置IPX6
暴噴流(試験装置:ジェット噴流試験装置C920-DT)
■IPX7防水試験受託サービス
一時的な水没に対する防水性能を評価し、IPX7規格に適合しているか確認します。
試験対象:スマートデバイス、ウェアラブル機器、医療機器、車載電子機器 など
合格基準:一定時間・一定水深の水没後に正常動作し、有害な水の浸入がないこと
想定環境:水深1mで最大30分間の水没に耐えられるが、
長時間の浸水や高水圧環境には対応不可
水槽外形(側面)
水槽外形(斜視)
■IPX9K防水試験受託サービス
超高圧・高温の水に対する耐性を評価し、IPX9K規格に適合しているか確認します。
試験対象:自動車部品、産業機器、食品加工設備、防水電子機器 など
合格基準:試験後に正常動作し、有害な水の浸入がないこと
想定環境:高温・高圧洗浄機、車両の洗車、工業用クリーニング、高負荷環境での使用に耐えられるが、水没には対応不可
防水試験装置IPX9K
高温・高圧水・スチームジェット洗浄(試験装置:高圧高温水洗浄装置)
設備情報
- ジェットノズルキット
P03.58 - ジェット噴流試験装置
C920-DT - 高圧高温水洗浄装置 …他
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