【Live配信セミナー 7/25】高分子の難燃化技術の体系と最近の動向 ~難燃剤はじめ,技術,規制,評価試験法を体系的にわかりやすく解説~
イベント名 | 高分子の難燃化技術の体系と最近の動向 ~難燃剤はじめ,技術,規制,評価試験法を体系的にわかりやすく解説~ |
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開催期間 |
2025年07月25日(金)
10:30~16:30 |
会場名 | Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません |
会場の住所 | 東京都 |
お申し込み期限日 | 2025年07月24日(木)15時 |
お申し込み |
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<セミナー No.507206>
【Live配信】
高分子の難燃化技術の
体系と最近の動向
~難燃剤はじめ,技術,規制,評価試験法を体系的にわかりやすく解説~
★加工性を損なわない難燃化処方 , 新しい難燃剤の材料設計 , 難燃に関する規格と試験法
★再生プラスチックの難燃, バイオマス・植物由来樹脂の難燃,EV内装や電池の難燃技術の動き,他
■ 講 師
(株)ケンシュー 代表取締役 工学博士 倉地 育夫 氏
■ 開催要領
日時:2025年7月25日(金) 10:30~16:30
会場:Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
聴講料:1名につき55,000円(消費税込み・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込み)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部お問合せ下さい〕
■セミナーの受講について
・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test
・開催数日前または配信開始日までに視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時またはアーカイブ配信開始日に、視聴サイトにログインしていただきご視聴ください。
・出席確認のため、視聴サイトへのログインの際にお名前、ご所属、メールアドレスをご入力ください。
ご入力いただいた情報は他の受講者には表示されません。
・開催前日または配信開始日までに、製本したセミナー資料をお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日または配信開始日までに資料の到着が間に合わないことがあります。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・アーカイブ配信セミナーの視聴期間は延長しませんので、視聴期間内にご視聴ください。
プログラム
【講座の趣旨】
火災は急激に進行する酸化反応であり,その現象を科学的に扱いにくいトランスサイエンス(注)である。10数年前から流行しているマテリアルズインフォマティクスに代表されるデータサイエンスの手法は,このような分野の技術開発に便利な手法であり,講師はデータサイエンスの黎明期から,その手法で技術開発を進めてきた。2年前には,この分野で用いることが可能な深層学習はじめ各種手法の比較を日本化学会春季年会で発表している。 ところで,高分子材料の難燃化技術は,1970年代から80年代にかけて技術がほぼ完成し,現在実用化されている難燃性高分子材料はこの時代の技術を基礎としている。しかし,21世紀になり,高分子材料の環境問題が顕在化して,それに対応する技術開発という新たな課題が生まれた。 本セミナーでは,高分子の難燃化技術について40年以上前のデータサイエンスの手法による成果を事例に開発手法の基礎知識や難燃化技術の体系を最初に説明する。 この基礎知識をもとに,最近ニーズが高まっている再生樹脂の難燃化技術についてタグチメソッドによる開発事例や,最新のデータ駆動の方法により開発した「PETボトルのリサイクル樹脂」を事例に,新たな難燃性樹脂を開発する手法を指南するとともに,樹脂ユーザーの立場で難燃性樹脂を用いるシステムの基本機能を考えるヒントを解説する。 2022年4月に再生樹脂をはじめとする環境対応樹脂に関する新たな法律が施行されたが,本セミナーでは,この法律についても触れるとともに,講演者が招待された再生樹脂に関する国際会議の様子も紹介する。
【受講対象】
1. 高分子材料開発に関わる技術者及び品質管理担当者
2. 製品組み立てメーカーの技術者
3. 日本の再生材事業者
【セミナープログラム】
1.緒言
1.1 火災と高分子の難燃化技術
1.2 難燃化技術研究の歴史
1.3 データサイエンスについて
2.難燃性の評価試験法
2.1 高分子材料の概略と評価試験法
2.2 極限酸素指数法
2.3 UL94評価試験法
2.4 コーンカロリーメーター
3.高分子の難燃化技術の基礎
3.1 高分子の難燃化メカニズム
3.1.1 耐熱性高分子の高次構造の問題
3.1.2 フェノール樹脂発泡体のLOI残渣分析
3.1.3 高分子の難燃化手法
3.2 炭化促進型難燃化技術の事例
3.2.1 ホスファゼン変性ポリウレタン発泡体
3.2.2 ホウ酸エステル変性ポリウレタン発泡体
3.2.3 重回帰分析とディープラーニング比較
4.高分子のプロセシングと難燃化技術
4.1 高分子のプロセシング概論
4.1.1 コンパウンディング技術
4.1.2 パーコレーション転移
4.2 事例:再生材を用いたPC/ABSの難燃化
4.2.1 タグチメソッドによる開発事例
4.2.2 カオス混合の効果
4.3 事例:PETボトルリサイクル材を用いた難燃性射出成形体
4.3.1 データ駆動による材料開発事例
4.3.2 カオス混合の効果
4.4 事例:主成分分析による難燃性コンパウンドの工程問題解決
5.高分子難燃化技術と環境問題
5.1 環境問題の変遷概論
5.2 「第19回中国国際プラスチックリサイクル会議および展示会
ならびに家電・自動車プラスチックリサイクルサミットフォーラム」
招待講演および会議の要約
5.3 事例:難燃性半導体ベルトのLCA
6.まとめ
6.1 難燃性高分子材料の設計
6.2 高分子材料の耐久性と信頼性工学
6.3 DXと技術者
【質疑応答】
※受講者の皆様の抱える疑問点や問題点について,セミナー開催3日前
までに 「事前リクエスト用紙」 (請求書に同封)や 「Eメール」 を御寄せ
頂けましたら,講演中に対応させて頂きます。
※セミナーの詳細についてお気軽にお問い合わせください。
※なお,「2名以上同時にお申込される場合、2人目以降の方の情報は
【弊社への連絡事項がございましたら、こちらにお書きください】欄に
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