【Live配信セミナー 7/28】泡の発生メカニズムと消泡剤の使い方,起泡・消泡の制御,泡の測定評価
イベント名 | 泡の発生メカニズムと消泡剤の使い方,起泡・消泡の制御,泡の測定評価 |
---|---|
開催期間 |
2025年07月28日(月)
9:50~17:10 |
会場名 | Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません |
会場の住所 | 東京都 |
お申し込み期限日 | 2025年07月27日(日)15時 |
お申し込み |
|
<セミナー No 507207>
【Live配信】
泡の発生メカニズムと
消泡剤の使い方,起泡・消泡の制御,泡の測定評価
★泡はナゼ発生するのか? ,ナゼ消し難いのか?
★泡の粘弾性や形状 ,強度の測定法とは?
★温度 ,圧力 ,pH ,撹拌 ,速度衝撃などのプロセス条件と消泡剤使用の最適化
■ 講 師
【第1部】エボニック ジャパン(株) コーティングアディティブス部
アプライドリサーチ&テクノロジー マネージャー
(プリンティングインク) 菊辻 剛輔 氏
【第2部】(株)アントンパール・ジャパン ビジネスユニット
キャラクタリゼーションマネージャー 宮本 圭介 氏
【第3部】(株)ミツワフロンテック 技術顧問 成見 和也 氏
【第4部】伯東(株) ケミカルソリューションカンパニー 技術開発・生産本部
四日市研究所 技術グループ 津田 貴智 氏
【第5部】アシザワ・ファインテック(株) 微粒子技術研究所 主任研究員 博士(工学)
石井 利博 氏
【第6部】(元)ライオン 博士(工学) 田村 隆光 氏
■ 開催要領
日時:2025年7月28日(月) 9:50~17:10
会場:Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
聴講料:1名につき66,000円(消費税込み,資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につ60,500円〕
〔大学,公的機関,医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問合せ下さい〕
■セミナーの受講について
・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test
・開催数日前または配信開始日までに視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時またはアーカイブ配信開始日に、視聴サイトにログインしていただきご視聴ください。
・出席確認のため、視聴サイトへのログインの際にお名前、ご所属、メールアドレスをご入力ください。
ご入力いただいた情報は他の受講者には表示されません。
・開催前日または配信開始日までに、製本したセミナー資料をお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日または配信開始日までに資料の到着が間に合わないことがあります。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・アーカイブ配信セミナーの視聴期間は延長しませんので、視聴期間内にご視聴ください。
プログラム
【9:50~10:30】
第1部 コーティング分野における消泡剤の種類とその選定,使い方
●講師 エボニック ジャパン(株) コーティングアディティブス部
アプライドリサーチ&テクノロジー マネージャー
(プリンティングインク) 菊辻 剛輔 氏
【講座の趣旨】
泡の原因にもなり,泡を消すこともできる界面活性剤から説明します。消泡,脱泡のメカニズムと消泡剤の選び方,テスト方法,使い方及び注意事項を学びます。塗料・インキの応用例で消泡剤の選び方や失敗例を説明します。
【セミナープログラム】
1. 消泡剤・脱泡剤
1.1 消泡剤・脱泡剤の種類
1.2 消泡剤・脱泡剤の選び方及びテスト方法
1.3 消泡剤・脱泡剤の使い方及び注意事項
1.4 消泡剤・脱泡剤の持続性
2.応用例:塗料,インキの泡問題及び消泡剤問題
2.1 製造中の泡及び消泡剤
2.2 塗装時の泡及びワキ防止剤
2.3 塗膜の欠陥:泡由来?消泡剤由来?
2.4 泡が立ちにくい処方を設計する
【質疑応答】
----------------
【10:40~11:30】
第2部 ~泡立ちや粘度など~ 泡の測定や観察,流動解析について
●講師 (株)アントンパール・ジャパン ビジネスユニット
キャラクタリゼーションマネージャー 宮本 圭介 氏
【セミナープログラム】
1.泡の試験や解析,泡の物性評価が求められる背景
2.泡の粘度・粘弾性特性とその測定装置
2.1 粘弾性体とは?
2.2 従来の粘度計による評価方法と問題点
2.3 粘弾性測定装置
2.4 測定の進め方
3.粘弾性測定の概要
3.1 回転測定とその評価事例
3.2 振動測定とその評価事例
4.泡立ち,泡の強度から泡切れの評価
4.1 泡を立てる方法とその評価と事例紹介
4.2 泡の強度の評価と事例紹介
4.3 泡切れの評価と事例紹介
5.泡の流動解析について
5.1 泡の流動解析の考え方(粘弾性測定と光学測定の組み合わせ)
5.2 流動場可視化法による評価(レオ・マイクロスコープ)と事例紹介
6.その他の応用例
6.1 測定環境の違いとその評価手法(温度,湿度など)
6.2 粉体サンプルの流動特性評価(粉せっけんの流動特性)
【質疑応答】
----------------
【12:20~14:10】
第3部 泡は何故立つのか,その泡を消すには ~界面活性剤と泡の関係~
●講師 (株)ミツワフロンテック 技術顧問 成見 和也 氏
【講座の趣旨】
種々の業界での製品の製造工程で製品の性能向上,経時変化防止等の目的で製造工程ではプロセスケミカルス(行程薬剤)と呼ばれる種々の界面活性剤が使用されている。水系のプロセスで界面活性剤を使う時,工程の種類により泡立ちが問題となることが多々ある。当セミナーでは,何故製造工程で泡は立つのか,泡の原因,泡の発生機構,泡の発生要因等につき説明し,次いでどうすれば問題となる泡を消すことが出来るのか, 泡の発生機構,消泡理論,消泡剤の種類(例えば破泡剤,抑泡剤),使い分け法,消泡テスト方法等について詳述する。
【セミナープログラム】
1.泡・消泡を理解するための界面活性剤の基礎
1.1 表面張力とは・・・マランゴニー効果とは
1.2 ぬれ性とは
1.3 ミセルとは
1.4 HLBとは
2.消泡とは
2.1 泡は何故立つのか,何故消えないのか
2.2 泡を安定化する要因とは
2.3 消泡及び消泡剤とは
3.消泡試験法
3.1 サーキュレーション法,
3.2 ホモジナイザイザー法
3.3 比重カップ法
3.4 メスシリンダー法
3.5 ディフーザースートン法,等
【質疑応答】
----------------
【14:20~15:00】
第4部 消泡剤の特性とその応用について
●講師 伯東(株) ケミカルソリューションカンパニー 技術開発・生産本部 四日市研究所
技術グループ 津田 貴智 氏
【セミナープログラム】
1.各種製造工程における泡トラブル
2.泡トラブルの動向
3.気泡の基本的性質と泡トラブル
3.1 泡の基本
3.2 気泡の基本的性質と泡トラブル
4.抑泡・消泡・脱法技術
4.1 泡コントロールの基本
4.2 消泡剤の作用性
4.3 消泡剤の分類
4.4 製造プロセス用消泡剤
4.5 排水用消泡剤
4.6 消泡剤使用上の注意点
5.伯東紹介
6.参考文献
【質疑応答】
----------------
【15:10~15:40】
第5部 脱泡機の特性とその応用
●講師 アシザワ・ファインテック(株) 微粒子技術研究所 主任研究員 博士(工学)
石井 利博 氏
【講座の趣旨】
脱泡機は,効率的に液体中の気泡を取り除くことができる装置である。工業プロセスにおいて,気泡を取り除く必要がある場合には脱泡機が欠かせない装置であり,製品の品質向上や製造効率を向上させることができる。本講演では,脱泡機の特性とその応用について解説する。
【セミナープログラム】
1.脱泡機
1.1 脱泡機の機能
1.2 脱泡機の種類
1.3 脱泡機の利点
2.連続式真空脱泡機
2.1 遠心薄膜型
2.2 低せん断型
3.脱泡機以外の装置での脱泡効果
【質疑応答】
----------------
【15:50~17:10】
第6部 起泡と消泡の試験法とその応用
●講師 (元)ライオン 博士(工学) 田村 隆光 氏
【講座の趣旨】
泡は気体を分散相とし,液体(あるいは固体)を連続相とした形態をとっている。発泡 製品や製造プロセスで生ずる泡は,好ましい場合と好ましくない場合があり,発生する 場に応じ異なった泡特性が求められる。しかし,発泡現象は動的変化を伴う多数の因 子の総和によるものなので,全てに適用できる統一された解析法はとうてい望むべく もない。 本稿では,このような困難を前提としてもなお本質的な理解を高めるために 行われてきた起泡,消泡に関する試験法や泡沫のキャラクタリゼーションについて, 応用例を交えて解説する。
【セミナープログラム】
1.規格化された試験方法
1.1 静的な気泡力の試験方法
(流下法, 振とう法, かきまぜ法,回転法,かくはん法)
1.2 動的な気泡力の試験法
(送気法,循環法)
2.泡沫のキャラクタリゼーション
2.1 気泡の寿命測定
2.2 気泡径分布の測定
2.3 泡沫中の液膜状態
2.4 単一液膜の状態
3.起泡力と安定性の独立した測定方法
3.1 動的表面張力測定による起泡力の評価
3.2 ラミノメーター法による泡膜安定性の評価
4.発泡製品への応用事例
4.1 グリース除去性の評価
4.2 泡の持続性の評価
4.3 初期泡立ち性と泡膜安定性の関係
4.4 動的表面張力測定による添加剤の選択
【質疑応答】
受講者の皆様の抱える疑問点や問題点について,セミナー開催3日前
までに 「事前リクエスト用紙」 (請求書に同封)や 「Eメール」 を御寄せ
頂けましたら,講演中に対応させて頂きます。
※セミナーの詳細についてお気軽にお問い合わせください。
※なお,「2名以上同時にお申込される場合、2人目以降の方の情報は
【弊社への連絡事項がございましたら、こちらにお書きください】欄に
ご入力をお願いいたします」
- サイト内検索
- セミナー・書籍新着情報
-
- 【Live配信セミナー 8/19】樹脂・プラスチックにおける「低塩素化」,「ハロゲンフリー」 に関する材料設計,各種分析・解析,その応用 (2025年06月15日)
- 【Live配信 or アーカイブ配信】~Microsoft Excelを用いた~攪拌プロセスの予測・計算の 進め方,その応用 (2025年06月14日)
- 【Live配信 or アーカイブ配信】有機EL(OLED),μOLED,μLED,液晶,量子ドットなどの次世代ディスプレイ技術の現状と展望 (2025年06月14日)
- 【Live配信セミナー 8/7】ふるい分け操作の最適化とトラブル対策および応用技術 (2025年06月14日)
- 【Live配信セミナー 8/6】光硬化に用いられる『光重合開始剤』とその『助剤』の種類,選び方,使い方,暗所・深部・厚膜硬化,速硬化への対応 (2025年06月14日)
- カテゴリー別
- 技術情報協会アーカイブ