【Live配信 or アーカイブ配信】ビルドアップ法(ボトムアップ法)による(ナノ)粒子の合成,高効率化,その応用展開
イベント名 | ビルドアップ法(ボトムアップ法)による(ナノ)粒子の合成,高効率化,その応用展開 |
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開催期間 |
2025年07月30日(水)
10:00~17:00 |
会場名 | 【Live配信受講】もしくは【アーカイブ配信受講】いずれかのみ |
会場の住所 | 東京都 |
お申し込み期限日 | 2025年07月29日(火)15時 |
お申し込み |
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<セミナー No 507209>
【Live配信】
ビルドアップ法(ボトムアップ法)
による(ナノ)粒子の合成,高効率化,その応用展開
★合成した粒子の均質化 , 精密な構造制御法 , 合成時間のスピードアップ,課題への対応
★電気電子,半導体,電池,機能性化学品,製剤など,各種用途での使われ方
■ 講 師
【第1部】九州大学 大学院工学研究院 化学工学部門 博士(工学) 渡辺 隆行 氏
【第2部】東北大学 名誉教授(多元物質科学研究所) 工学博士 村松 淳司 氏
【第3部】岐阜大学 工学部 化学・生命工学科 教授 博士(工学) 伴 隆幸 氏
【第4部】山口大学 大学院創成科学研究科 工学系学域 循環環境工学分野 准教授
博士(工学) 石井 治之 氏
■ 開催要領
日時:2025年7月30日(水) 10:00~17:00
会場:Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料:1名につき66,000円(消費税込み,資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につ60,500円〕
〔大学,公的機関,医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問合せ下さい〕
■セミナーの受講について
・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test
・開催数日前または配信開始日までに視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時またはアーカイブ配信開始日に、視聴サイトにログインしていただきご視聴ください。
・出席確認のため、視聴サイトへのログインの際にお名前、ご所属、メールアドレスをご入力ください。
ご入力いただいた情報は他の受講者には表示されません。
・開催前日または配信開始日までに、製本したセミナー資料をお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日または配信開始日までに資料の到着が間に合わないことがあります。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・アーカイブ配信セミナーの視聴期間は延長しませんので、視聴期間内にご視聴ください。
プログラム
【10:00~11:30】
第1部 気相合成による微粒子の作製とその事例について
●講師 九州大学 大学院工学研究院 化学工学部門 博士(工学) 渡辺 隆行 氏
【講座の趣旨】
プラズマを利用したプロセッシングとしてナノ材料合成が最も注目されています.熱プラズマを用いるナノ粒子の製造法は,一段のプロセスで,安価でかつ大量にナノ粒子を製造することができるという長所を有しています.本セミナーでは,プラズマを利用したナノ粒子合成を中心に,ナノ粒子の気相合成法を紹介し,その生成機構を解説します.
【セミナープログラム】
1. プラズマの生方法とその特徴
1.1 直流放電アーク
1.2 誘導結合型プラズマ
1.3 多相交流放電アーク
1.4 マイクロ波プラズマ
2.プラズマなどによる微粒子の気相合成
2.1 ナノ粒子を合成するプロセス
2.2 酸化物ナノ粒子の合成例とその生成機構
2.3 金属間化合物ナノ粒子の合成例とその機構
2.4 ホウ化物ナノ粒子の合成例とその機構
2.5 窒化物ナノ粒子の合成例
2.6 炭化物ナノ粒子の合成例
2.7 ナノ粒子の生成メカニズム(均一核生成,凝縮)
3.プラズマなどによるリチウムイオン電池の材料合成
3.1 正極材料の酸化物ナノ粒子の合成
3.2 負極材料のシリコンナノ粒子の合成
3.3 固体電解質材料のナノ粒子の合成
4.今後の課題と対応
【質疑応答】
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【11:40~13:10】
第2部 液相法による機能性単分散無機微粒子の大量合成とその応用
●講師 東北大学 名誉教授(多元物質科学研究所) 工学博士 村松 淳司 氏
【講座の趣旨】
水溶液や有機溶液からのサイズや形態などが揃った,いわゆる,単分散な.無機のナノ粒子や微粒子の合成は,通常,粒子同士の凝集が置きにくい希薄溶液で行われてきた.実用化のためには,濃厚溶液からの大量合成が望ましい.本講座では,従来不可能と言われた濃厚溶液における粒子凝集を抑え,単分散無機粒子を合成する,全く新しい手法,ゲルーゾル法について講義するとともに,応用事例を紹介する.
【セミナープログラム】
1.生活の中の微粒子,コロイド
1.1 温泉,牛乳,墨汁
1.2 ビールや日本酒
1.3 サイズの概念
2.ナノ粒子の特徴
2.1 粒子のサイズ
2.2 粒子サイズ効果
3.単分散粒子の合成理論
3.1 LaMerスキーム
3.2 凝集防止
3.3 希薄系から濃厚系へ
4.ゲル―ゾル法単分散微粒子合成
4.1 酸化鉄微粒子
4.2 チタニア微粒子
5.ゲル―ゾル法合成単分粒子の応用事例
5.1 ITOナノ粒子の合成
5.2 応用と展開
5.3 終わりに
【質疑応答】
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【13:50~15:20】
第3部 ゾルゲル法によるセラミックス薄膜およびナノ材料の作製と評価
●講師 岐阜大学 工学部 化学・生命工学科 教授 博士(工学) 伴 隆幸 氏
【講座の趣旨】
ゾルゲル法による薄膜作製に用いるコーティング溶液の調製法を中心に,薄膜の微構造の特徴や応用例についても説明する。また,その溶液を用いた,ナノシートをはじめとする様々なナノ材料の作製についても説明する。
【セミナープログラム】
1.ゾルゲル法について
1.1 ゾルゲル法の基礎
1.2 ゾルゲル法による金属酸化物薄膜の作製
2.アルコール系コーティング溶液について
2.1 金属成分が安定に溶解した溶液の調製法
2.2 溶液中での金属成分の構造
2.3 作製したセラミックス薄膜の特性
3.水系コーティング溶液について
3.1 水溶性金属錯体について
3.2 水系コロイド溶液の調製法
3.3 水系コロイドから作製した薄膜の特性
4.金属酸ナノシートのボトムアップ合成
4.1 ナノシートの生成機構
4.2 ナノシートの形態制御
4.3 ナノシートを用いた応用
5.水系コロイドを用いたナノ材料の作製について
5.1 金属酸化物ナノ粒子
5.2 超親水性・超親油性薄膜
5.3 ゼオライト薄膜
【質疑応答】
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【15:30~17:00】
第4部 単分散微粒子のビルドアップ型クリーン製造 プロセスとその可能性について
●講師 山口大学 大学院創成科学研究科 工学系学域 循環環境工学分野 准教授 博士(工学) 石井 治之 氏
【講座の趣旨】
有機・無機によらず微粒子合成においては,よりクリーンかつ効率的な製造技術の開発が喫緊の課題です。 本セミナーでは,微粒子合成の基礎から粒径制御のコツまで,各種微粒子合成の経験が豊富な講演者がわかりやすく解説します。
【セミナープログラム】
1.微粒子合成の基礎知識
1.1 ビルドアッププロセスとブレークダウンプロセス
1.2 微粒子合成で欠かせない微粒子表面状態の基礎
1.3 粒径の均一化に向けた基礎理論(Lamer理論など)
2.クリーンな乳化重合法によるポリマー粒子の合成
2.1 乳化重合法の基礎知識と問題点
2.2 界面活性剤を用いないソープフリー乳化重合法における単分散微粒子の粒径制御
2.3 界面活性剤を微量添加した乳化重合法による単分散粒子のナノサイズ化
3.ゾルーゲル法による無機酸化物粒子の合成
3.1 ゾル-ゲル法の基礎知識
3.2 ゾルーゲル法による単分散微粒子の粒径制御
3.3 界面活性剤ミセル存在下における単分散メソポーラスシリカ粒子の合成
4.無機ナノ粒子の合成
4.1 粒子のナノサイズ化に関する基礎知識
4.2 無機ナノ粒子の大量合成および添加剤の影響
4.3 天然に存在する有機化合物を用いた単分散無機ナノ粒子の合成と粒径・形状制御
【質疑応答】
※受講者の皆様の抱える疑問点や問題点について,セミナー開催3日前
までに 「事前リクエスト用紙」 (請求書に同封)や 「Eメール」 を御寄せ
頂けましたら,講演中に対応させて頂きます。
※セミナーの詳細についてお気軽にお問い合わせください。
※なお,「2名以上同時にお申込される場合、2人目以降の方の情報は
【弊社への連絡事項がございましたら、こちらにお書きください】欄に
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