イベント名 | プラスチック発泡体の気泡構造制御と成形条件最適化、トラブル対策 |
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開催期間 |
2025年08月28日(木)
~ 2025年09月08日(月)
■Live配信日時: 2025年8月28日(木)10:30~16:30 ■アーカイブ配信日程:2025年9月8日(月)まで申込み受付(視聴期間:9/8~9/18) ※お申し込み時には、Live配信、アーカイブ配信いずれかのお申込みであるかを、お申込みフォームの【弊社への連絡事項がございましたら、こちらにお書きください】欄欄に明記ください。 |
会場名 | 【Live配信受講】もしくは【アーカイブ配信受講】いずれかのみ |
会場の住所 | オンライン※会場での講義は行いません |
お申し込み期限日 | 2025年09月08日(月)15時 |
お申し込み |
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<セミナー No.508235(Live配信)>
<セミナー No.509281(アーカイブ配信)>
プラスチック発泡体の気泡構造制御と
成形条件最適化、トラブル対策
★ 発泡に関わる因子は? 気泡を維持させるには?
★ ナノセルラー発泡体へ向けて! 均一で微細な泡をつくるヒントが得られる!
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■講師
(地独)京都市産業技術研究所 材料・素材技術グループ 伊藤 彰浩 氏
■聴講料
1名につき55,000円(消費税込/資料付き)
1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円(税込)
大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問い合わせください。
■セミナーの受講について
・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test
・開催数日前または配信開始日までに視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時またはアーカイブ配信開始日に、視聴サイトにログインしていただきご視聴ください。
・出席確認のため、視聴サイトへのログインの際にお名前、ご所属、メールアドレスをご入力ください。
ご入力いただいた情報は他の受講者には表示されません。
・開催前日または配信開始日までに、製本したセミナー資料をお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日または配信開始日までに資料の到着が間に合わないことがあります。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・アーカイブ配信セミナーの視聴期間は延長しませんので、視聴期間内にご視聴ください。
プログラム
【習得できる知識】
・プラスチック発泡体の特徴や製法
・発泡の原理 (理論) と制御方法
・発泡体の各種評価方法
・発泡成形に関連するトラブル、不良原因と対策
【講座の趣旨】
プラスチック発泡体はプラスチックを無数の気泡で膨らませた材料です。通常のプラスチック製品では、気泡の混入は外観や強度を損なう成形不良であり敬遠されるところですが、うまく気泡構造が制御された発泡体は軽量・剛性・断熱性・絶縁性・柔軟性など優れた特性を発揮します。軽量化による燃費向上が重要視される自動車分野などでは、近年発泡体の適用部品が増えています。一方、発泡体は材料を瞬間的に不安定な状態に持ち込み気泡を発生させ大変形させるプロセスであるため、材料特性や、条件の不一致によって、思ったような発泡体が得られないことや安定して成形できないことがあります。
そこで本講座では、初歩的なプラスチック発泡体の原理、製法、評価方法を中心に、不良原因と対策についても具体的な事例を交えながら広範囲に解説します。特に、発泡射出成形、超臨界バッチ発泡成形、プレス発泡成形に関しては、実際の研究開発の経験からのアドバイスが出来ると思います。また、プラスチック発泡成形に関する近年の研究開発動向についてもご紹介したいと思います。
1.はじめに
1.1 プラスチック発泡体の市場
1.2 プラスチック発泡体の特徴と用途
2.発泡剤
2.1 物理発泡剤
2.1.1 二酸化炭素
2.1.2 窒素など
2.2 化学発泡剤
2.2.1 炭酸水素ナトリウム
2.2.2 アゾジカルボンアミドなど
2.3 その他の発泡剤
2.3.1 熱膨張性マイクロカプセルなど
3.成形方法
3.1 非連続的成形法
3.1.1 プレス発泡
3.1.2 超臨界バッチ発泡など
3.2 連続的成形法
3.2.1 射出発泡など
4.プラスチック発泡体に用いられる樹脂の種類
4.1 熱可塑性樹脂
4.1.1 ポリスチレン
4.1.2 ポリエチレン
4.1.3 ポリプロピレンなど
4.2 熱硬化性樹脂
4.2.1 エポキシ
4.2.2 架橋ポリエチレンなど
4.3 樹脂の流動性
4.3.1 MFR
4.3.2 動的粘弾性
4.3.3 キャピラリーレオメータ
4.3.4 伸長粘度など
5.プラスチック発泡体の評価方法
5.1 機械的特性
5.1.1 圧縮
5.1.2 曲げ
5.1.3 耐衝撃性
5.1.4 動的粘弾性など
5.2 熱的特性
5.2.1 熱伝導率
5.2.2 熱収縮率
5.2.3 線熱膨張率など
5.3 その他の特性
5.3.1 密度
5.3.2 独立気泡率
5.3.3 気泡構造観察など
6.発泡に関する原理、理論
6.1 古典的核生成論
6.2 気泡成長理論
7.トラブル対策 〜原因の究明と対策方法〜
7.1 材料由来
7.1.1 色変え不良
7.1.2 異物混入
7.1.3 分散不良など
7.2 成形条件由来
7.2.1 熱劣化
7.2.2 各種成形不良など
7.3 反応条件由来
7.3.1 架橋不足
7.3.2 発泡剤分解不足など
8.近年のプラスチック発泡体に関する研究開発動向
8.1 プラスチック発泡成形分野の研究課題
8.2 気泡制御に関するテーマ
8.3 ナノセルラー発泡体
8.4 発泡体強化、機能付与に関するテーマ
9.質疑応答
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