【Live配信セミナー 4/28】粘着剤の材料設計、開発と環境対応・バイオマス化、特性評価
| イベント名 | 粘着剤の材料設計、開発と環境対応・バイオマス化、特性評価 |
|---|---|
| 開催期間 |
2026年04月28日(火)
10:00~17:00 |
| 会場名 | Zoomを利用したLive配信 |
| 会場の住所 | 東京都※会場での講義は行いません |
| お申し込み期限日 | 2026年04月27日(月)15時 |
| お申し込み |
|
<セミナー No.604236>
【Live配信セミナー】
粘着剤の材料設計、開発と
環境対応・バイオマス化、特性評価
★ 高温、振動、水の侵入など厳しい環境下でも性能を発揮する環境対応・バイオマス粘着剤材料への要求特性とは?
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■ 講 師
1.大阪有機化学工業(株) 担当部長 理学博士 赤石 良一 氏
2.荒川化学工業(株) 研究開発本部 フォレストケミカル開発部 TFグループ 主事 川平 浩希 氏
3.(株)デンソー 材料技術部 グローバル統括室 担当課長 岡本 真一 氏
4.早稲田大学 理工学術院 先進理工学部 物理学科 博士 (理学) 山崎 義弘 氏
■ 聴講料
1名につき66,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき60,500円〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問い合わせください〕
◆ Live配信セミナーについてのお願い ◆
■ お申込み前にご確認ください
・ パソコンもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
快適に視聴するには30Mbbs以上の回線が必要です。
・ Zoomを使用されたことがない方は、ミーティング用Zoomクライアントをダウンロードして下さい。ダウンロードできない方はWebブラウザ(Google Chrome、Firefox、Microsoft Edge)でも受講可能です。Zoomの視聴にあたり、クライアントおよびWebブラウザは最新版にアップデートして使用してください。
・ 質問の際など、クリアな音声で会話ができるよう、ヘッドセット(イヤホンマイク)の使用をお勧めいたします。
・ Zoomの使用方法につきましては、事前にWeb等でご確認ください。
■ Live配信セミナーの受講について
・ 開講日の4~5日前に視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・ 出席確認のため、視聴サイトへのログインの際にお名前、ご所属、メールアドレスをご入力ください。ご入力いただいた情報は他の受講者には表示されません。
・ 開催前日着までに、製本したセミナー資料をお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。
・ 当日は講師への質問をすることができます。
・ 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・ 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
プログラム
【10:00-11:30】
1.粘着剤の応用に向けたバイオベース、バイオミメティックモノマーの開発
大阪有機化学工業(株) 担当部長 理学博士 赤石 良一 氏
【専門】
有機合成、機能性高分子
【略歴】
1990年 筑波大学_理学博士取得。
1990年 大阪有機化学工業株式会社、入社。
1992~93年 米国、ペンシルバニア大学_博士研究員。
2014年 技術本部・本部長付・部長。
2020年 先進技術研究所、担当部長。モノマー・ポリマーについて新規テーマ開発を担当。
【講座の趣旨】
近年、カーボンニュートラル、環境負荷低減が求められる中、バイオベースモノマーの重要性が高まっている。粘着性を考える上で重要な因子であるTg、表面張力(濡れ性)とともに、バイオベースアクリレートを紹介する。さらに、これらの粘着性共重合体における特性変換やバイオミメティックモノマーによる機能性付与など、製品開発のヒントを提供する。
【習得できる知識】
初めに、アクリルモノマーのTgや表面張力(濡れ性)から粘着特性を捉え、共重合設計による機能性付与のアプローチを解説する。続いて、バイオベースアクリレートについて、原料の由来、当社上市品、開発状況、従来品からの代替可能性をまとめた。さらに応用事例である共重合体について、粘着性から伸縮性への特性変換、バイオミメティックモノマー添加による粘着性向上・易解体性付与などを紹介する。
1.粘着剤用モノマーの基礎
1.1 粘着剤で使用される高分子材利用(アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ゴム)
1.2 アクリルモノマーの種類と特徴(構造による分類、Tg、表面張力)
1.3 アクリルポリマーの機能設計、硬化(重合)方法
2.バイオベースアクリレート
2.1 バイオベースアルコールとその由来
2.2 バイオベースアクリル酸の開発動向
2.3 部分的バイオベースアクリレート
2.4 100%バイオベースアクリレート(開発品)
2.5 放射性炭素(14C)を用いたバイオベース比率測定
2.6 バイオベースモノマー(開発品)
3.アクリレートの用途例とバイオベースモノマー置き換え提案
3.1 アクリレートの用途例
3.2 バイオベースモノマーによる置き換え提案
4.粘着性素材の物性応用事例:伸縮性材料への特性変換
4.1 伸縮性アクリルエラストマー
4.2 伸縮性導電材料
5.粘着性材料への特性付与:接着性バイオミメティックモノマー
5.1 環境にやさしいバイオミメティック接着事例
5.2 ムール貝の接着機構を模倣したカテコールモノマー(開発品)
5.3 ドーパミンアクリルアミドの基材表面への吸着性
6.カテコールモノマーを含む共重合体の利用と評価
6.1 密着性、粘着性、接着性評価
6.2 湿潤条件での粘着性評価
6.3 易解体粘着剤事例
7.まとめ
【質疑応答】
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【12:10-13:40】
2.ロジン系タッキファイヤーの特徴と環境対応型タッキファイヤーの開発
荒川化学工業(株) 研究開発本部 フォレストケミカル開発部 TFグループ 主事 川平 浩希 氏
【講座の趣旨】
天然由来原料であるロジンを用いたタッキファイヤーについて、ロジンの特徴やロジンを含むタッキファイヤーの添加効果について説明した上で、タッキファイヤー選定の基本的な考え方や最近の取り組みについて紹介する。また、エマルジョン型粘着剤・UV硬化型粘着剤等の低環境負荷粘着剤向けの環境対応型タッキファイヤーに関しても紹介する。
1.タッキファイヤーの概要
1.1 タッキファイヤーとは
1.2 タッキファイヤーの添加効果
1.3 タッキファイヤーの種類
2.ロジン系タッキファイヤー
2.1 ロジンの種類と特徴
2.2 ロジンの製法
2.3 ロジン誘導体の種類
2.4 ロジン系タッキファイヤーの特徴
2.5 アクリル粘着剤へのロジン系タッキファイヤーの添加効果
2.6 低VOC対応ロジン系タッキファイヤー
3.超淡色ロジン誘導体
3.1 超淡色ロジン系タッキファイヤーの特徴
3.2 超淡色ロジン系タッキファイヤーの耐熱・耐候性
3.3 UV硬化型粘着剤に対する硬化阻害性
4.エマルジョン型タッキファイヤー
4.1 エマルジョン型タッキファイヤーとは
4.2 アクリルエマルジョン型粘着剤への添加効果
4.3 高耐水性エマルジョン型タッキファイヤー
【質疑応答】
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【13:50-15:20】
3.車載向けUV硬化粘着シールの開発(材料設計、耐久性の向上)
(株)デンソー 材料技術部 グローバル統括室 担当課長 岡本 真一 氏
【専門】
有機材料(特に接着剤、粘着剤、ゴム材料)
【略歴】
1992年 同志社大学 工学部 化学工学科 入学
1996年 同志社大学 工学部 化学工学科 卒業
1998年 同志社大学 大学院 工学研究科 修士課程修了
1998年 株式会社デンソー 入社、材料技術部に配属
入社以来、接着剤、シール材、ゴム材料開発に従事
これまで、新規の車載製品向け材料開発を数多く手掛ける
2013年 第18回資源循環型モノづくりシンポジウム 技術賞を受賞
受賞名:車載用UV硬化シール技術開発
2022年 第44回日本接着学会 技術賞を受賞
受賞名:車載向けUV硬化型粘着シール技術の開発
【講座の趣旨】
開発した粘着材は,車載製品への適用で課題であった粘着力の耐久性低下の改善を目的に,新たな粘着機構として水素結合の発現を狙ったポリチオール化合物の導入に着眼。ポリチオール化合物は,非共有電子対を有する高活性のS(硫黄)を有するため,被着体の官能基と水素結合を形成することを狙い,材料メーカーと共同で材料設計を行った。その結果,車載環境(エンジンルーム)にも適用可能な粘着耐久特性が実現でき,併せて,放射光を用いたX線吸収微細構造分析(XAFS)にて,水素結合の発現及び粘着力との因果関係を明らかにした。
【習得できる知識】
・車載向けの接着剤開発事例
・産業界/自動車業界におけるカーボンニュートラル、サーキュラーエコノミーの重要性
・上記社会課題解決を実現する車載向け粘着材料開発の考え方、進め方
1.車載向け接着剤開発事例紹介
1.1 室温硬化シール材
1.2 レーザ硬化接着剤
1.3 バイオマス接着剤
2.車載向けUV硬化粘着シールの開発
2.1 開発の背景
2.2 車載製品における接着剤の課題
2.3 UV硬化型粘着材の組成、工法
2.4 車載適用の課題
2.5 材料開発の考え方、ポイント
2.5.1 粘着付与剤、架橋剤の選定
2.5.2 粘着力発現メカニズムの解明
2.5.3 LED光源の適用
2.6 まとめ
【質疑応答】
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【15:30-17:00】
4.動的粘弾性測定による粘着剤の特性評価
早稲田大学 理工学術院 先進理工学部 物理学科 博士 (理学) 山崎 義弘 氏
1.はじめに
1.1 粘着・剥離の基本事項
1.2 応力・ひずみ・ひずみ速度
2.動的粘弾性
2.1 貯蔵弾性率・損失弾性率・損失正接
2.2 高分子の動的粘弾性と粘着性
3.粘着の3要素と粘弾性
3.1 タック(瞬間接着性)
3.2 保持力
3.3 粘着力
4.粘着に関する経験則
4.1 良い粘着剤とは?
4.2 ダールキストの経験則・粘弾性の窓
5.テープ剥離の力学特性
5.1 剥離の応力分布
5.2 剥離強度の依存性(角度・速度・粘着剤厚・支持体厚)
【質疑応答】
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