No.1478 2012年8月21日
● 汚泥発生量を最大70%削減。「食物連鎖」が水処理を変える
排水処理で問題とされているのが、余剰汚泥の発生量に比例して増加する廃
棄物の処理費用ではないでしょうか。そこで、従来よりも汚泥発生量を大幅
に削減(約70%削減)できる排水処理を開発したのが栗田工業株式会社様です。
超純水や排水に関する水質改善・コスト削減のサポートでおなじみの同社な
らではの画期的な新技術で、コスト削減と環境負荷低減を実現できます。
※※※※※※※※※【 ここにフォーカス 】※※※※※※※※※
汚泥を大幅減量。自然界の食物連鎖を水処理に応用
新発想・生物処理装置「バイオプラネット」
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■ 独自技術で汚泥発生量を大幅削減してコスト削減に貢献
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自然界の食物連鎖を利用し、排水処理の汚泥を効率よく減量化できるのが、
生物処理装置『バイオプラネット』です。
「バイオプラネット」は有機排水処理に適した汚泥減量型の生物処理装置
で、食物連鎖を利用しています。汚泥減量の為のオゾン、薬品などの設備
も不要で、処理水質は従来の活性汚泥法(浮遊法)と同等です。
本技術は高濃度排水や、動植物油脂を含む排水にも対応することができ、
既設の活性汚泥法からの改造も可能です。
■ 排水からバイオガスを回収して発電も
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同社では、バイオプラネット以外にも、汚泥減量を実現する排水処理装置
をラインナップ。その一つとして嫌気性生物処理を紹介します。
“嫌気処理は高濃度排水だけのもの”という常識を覆し、有機物濃度の低い
排水でも処理を可能にしたのが、嫌気性生物処理装置「バイオセーバーTK」
です。
従来の活性汚泥法に比べて、省エネ・省廃棄物・省スペースなどメリットが
多く、汚泥発生量は1/3~1/5以下、設置面積は1/2に。さらに、電気使用量
は約40%、全体のランニングコストは約50%の削減効果があります。排水か
らバイオガスを回収し、発電などエネルギーの有効利用も可能です。
いずれの装置も食品・飲料水製造工場の他、化学工場、電子産業、製薬など、
有機性の排水処理であれば適用可能。既設処理装置からの改造にも対応が可能
です。
生物処理や汚泥以外でも水処理に関することなら、ご要望・課題に合わせて
高度な技術と豊富な経験・ノウハウを結集し、ベストなご提案をいたします。
お気軽に「KCRセンター」までお問い合わせ・ご相談ください。
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