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六価クロムフリーに三価クロムめっきが最適な訳とは?[明盛鍍金工業]

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メールマガジン  / 2015年06月19日 /  自動車 鉄/非鉄金属 電子・半導体

No.1950 2015年6月19日

● 安全性、均一な電着性、つき廻り性などに優れる「三価クロムめっき」

発がん性やアレルギーの要因になる強い毒性があり、作業者の健康に悪影響
を及ぼすとして、問題になっている六価クロム。既に欧州連合(EU)の廃自
動車指令(ELV指令)や電子・電気機器における特定有害物質の使用規制
(RoHS指令)では、六価クロムが規制対象となっています。

六価クロムフリーの表面処理技術として注目されるのが「三価クロムめっき」
です。明盛鍍金工業株式会社様では、他社に先駆け「三価クロムめっき」を
提供しており、各種部品の機能性めっき~装飾めっきまで多岐にわたり対応
しています。


■□――――――――― 【 ここにフォーカス 】 ―――――――――□■

排水処理しやすく均一な電着性。耐久性や色合いも遜色なし。
▼「三価クロムめっき」の詳細、利用分野、六価クロムとの比較はこちら

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■ 「三価クロムめっき」の優位性とは?
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六価クロムフリーの表面処理技術の主流とされている「三価クロムめっき」。
現状では、六価クロムめっきと比べると多少のコストがかかるものの、安全
性、均一な電着性、つき廻り性、ミストの少量性、排水処理・不純物除去の
容易さなどに優れています。

また、薬品や加工条件などの研究開発も進んだことから、耐久性や色合いも
遜色ないほどになっています。


■ 「三価クロムめっき」と「三価クロメート」の違いとは?
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同じ三価クロムを使う「三価クロメート」(亜鉛三価クロメート)ですが、
「三価クロムめっき」とまったく異なるめっき方法です。

「三価クロメート」とは、亜鉛めっき後に耐食性を付けるため、三価クロム
のクロム酸塩の薄い皮膜を付ける(クロメート)処理です。
クロメートは代表的な化成処理法ですが、耐食性付与の後処理法のほか、塗
装下地の密着性向上にもきわめて有効な方法です。


■ 主要なめっき、アルミ・ステンレス上のめっきに幅広く対応
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同社では「三価クロムめっき」、「三価クロメート」のほか、金めっき、銀
めっき、無電解ニッケルめっきなど、さまざまなめっき品目に対応します。


各種部材への機能めっき、装飾めっきをご検討中の方、試作品の製作を依頼
したい方、お見積りを依頼したい方は、お気軽にお問い合わせください。
 

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