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超高速・低価格の振動制御装置。耐久試験期間を約1/100に短縮。1台3役に切替も可能。[旭製作所]

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メールマガジン 受託分析/試験機器  / 2015年06月25日 /  自動車 産業機械機器 試験・分析・測定

No.1953 2015年6月25日

● 超高速な疲労耐久試験、絶対位置制御もできる最新の振動制御装置

『振動⇔疲労耐久⇔摩耗』と1台の制御装置で3つの試験機に組み替え可能と
いう過去に例の無いユニークな機能を搭載。有限会社旭製作所様が開発した
小型振動制御装置の最新モデル「APD-300シリーズ」を紹介します。

オールインワンでフルデジタル化。要望の多かったPCとの連携でデータロギ
ングをこれ1台で実現しました。組み替えは計測部ユニットを抜き差しする
だけの親切設計です。


■□――――――――― 【 ここにフォーカス 】 ―――――――――□■

超高速な疲労耐久試験(1/100に短縮)、絶対位置制御の繰り返し試験を実現
1台3役『振動⇔疲労耐久⇔摩耗』 購入後の組み替えも可能な振動制御装置

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■ 超高速 疲労耐久試験を1/100に時間短縮
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疲労耐久試験機として最適な「APD-300FCL」は、超高速な振動試験が可能。
その速さは、3年かかっていた試験期間(10の8乗回を1Hzで試験時)が、約
1/100の11日に短縮できるほど。ギガサイクルの問題を解決します。

さらに、従来の装置では不可能であった100Hzを超える周波数での試験にも
対応。カーボン繊維1本やチタン製極小M1ネジの極小負荷も制御できるほか、
やわらかい試験片、樹脂(プラスチック)材料の摩擦・疲労耐久試験などに
実績があります。

単体価格158万円と従来モデル「APC-1000」よりも、66万円安価なのも魅力。
性能はアップ、価格は大幅ダウンしています。


■ 世界的にも珍しい“絶対位置”での繰り返し振動の制御を実現
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世界的にも珍しい絶対位置制御の試験ができるのが「APD-300FCD」です。

従来は、決められた位置からの繰り返し疲労試験ができる振動制御装置が無
いため、相対的な変位試験しかできませんでしたが、同社の絶対位置変位制
御モデル「APD-300FCD」が可能にします。

車載用コネクターなどの耐久試験、0.1Hzなど極低周波数におけるシミュレ
ーション(心臓の動きなど)、加速度では制御不可能な複写機の送りロー
ラーシミュレーションなど、絶対的な位置での繰り返し振動が必要な試験
に対応実績があります。


同社は磁性流体による液体ベアリングの特許を取得し、多軸型、大振幅型
水平振動台など、独自の技術を多数保有。技術力とアイデアで、小型の振
動試験装置、起振機などの特注品やカスタマイズも得意としています。
宇宙から海底まで、その活躍フィールドは多岐に渡ります。
 

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