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身近な金属粉、食品、医薬品に潜む爆発・燃焼の危険性を把握するには?[日本カーリット]

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メールマガジン 受託分析/試験機器  / 2015年10月29日 /  医療・バイオ 食品・機械 試験・分析・測定

No.2012 2015年10月29日

● 原材料や製品の爆発性・燃焼性を把握していますか?

原材料や製品の爆発性・燃焼性を把握していますか?
研究開発時における未知物質の危険性を十分に把握しないで取り扱うと、衝
撃や温度変化などにより思わぬ事故を引き起こすことがあります。

それを防ぐために、危険性評価の専門知識・技術を持った機関で適切に試験
を行うことが必要です。日本カーリット株式会社様は、1983年に民間で初め
て発足した危険性評価の総合的な試験機関です。

今回は金属粉、化学品、食品、医薬品などの危険性を把握する「粉塵爆発試
験」と「ARC試験(熱暴走試験)」を紹介します。


■□――――――――― 【 ここにフォーカス 】 ―――――――――□■

万一事故が起こった際の被害は甚大。だからこそ、危険性の把握が必要。
身近な物質に潜む発火・爆発を回避する「危険性評価試験」

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■ 製造工程で発生する粉塵に危険性がないかを確認するには?
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金属粉、薬品などの化学物質のほか、小麦粉・砂糖・コンスターチのような
食品でも粉塵爆発が起こる可能性があります。特に、製造工程における爆発
の危険性がないか確認するために、「粉塵爆発試験」を実施しましょう。

少量の試料で、粉塵爆発の危険性、爆発圧力の測定、静電気による着火性、
安全策を考慮するための限界酸素濃度の測定が行えます。


■ 化学品、医薬品、食品の安全性設計に活用できるツールとは?
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有機合成やサンプル貯蔵時などの熱挙動データを取得するのに最適なツール
が「ARC(熱暴走反応測定)試験」です。さまざまな危険性評価試験のもと
となるスクリーニング試験のひとつです。

同社の「ARC試験」は、サンプルインジェクションやスターラー機能を保有。
この測定結果から各計算を行うと、熱暴走までにかかる時間や自己加速分解
温度(SADT)を推測できます。


また同社は、「消防法危険物確認試験」や「国連勧告クラス分け試験」など
も受託しているほか、蓄電池などのエネルギーデバイスの安全性試験も対応
しています。
 

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