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単軸加振以外に、独自の「3軸加振」の輸送環境再現試験に強みを発揮[日本海洋科学]

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メールマガジン 受託分析/試験機器  / 2025年09月11日 /  造船・重機 試験・分析・測定 物流・搬送

No.2901 2025年9月11日

● 1軸の規格試験以外に、本加振波での輸送振動試験をリアルに実施

輸送振動試験の規格には、「JIS Z0232」や「ASTM-D4169」がありますが、
いずれも1軸ずつで規定された試験です。実輸送では3軸同時の振動が入るた
め、試験体によってはねじれる場合があります。

各種規定より現実性が高い試験として、本加振波で輸送振動試験を実施した
いという要望に応えるのが株式会社日本海洋科学様です。同社は、大型振動
試験機を利用し、物流環境における輸送環境再現試験に強みを発揮。

船舶・鉄道・トレーラーなどでの輸送中に貨物が遭遇する振動や動揺を再現
した試験により、輸送貨物の最適な積付方法の検討やダメージの原因究明に
貢献します。


■□――――――――― 【 ここにフォーカス 】 ―――――――――□■

「JIS Z 0232 Z」「ASTM-D4169」の単軸加振の振動試験はもちろん
独自の「3軸加振の振動試験」にも強みを発揮


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■ 単軸加振の振動試験に加え、同社オリジナルの3軸加振の振動試験も
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振動試験を実輸送ではなく、試験場で行うメリットは4つあります。
・実輸送よりも大きな加速度で入力できるので、安全率が加味される
・実際の輸送時間より、短い時間で評価が可能
・目の前で合否が分かる
・不具合が発生した場合でもその場で対策がとれれば、
 直後に対策効果が確認できる

同社では、「JIS Z 0232 Z」「ASTM-D4169」の単軸加振の振動試験はもちろ
んのこと、同社ならではの3軸加振の振動試験も実施しています。

3軸加振の振動試験では、次の3つのシチュエーションを再現できます。

1)首都高を走行するコンテナ積載トレーラの振動を1.5倍で再現
2)北米ダブルスタックトレイン
3)自動車専用船動揺

>> 首都高を走行するコンテナ積載トレーラの振動を1.5倍で再現した動画


■ 大型振動試験機のある試験場だからこそできる輸送環境再現試験
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大型振動試験機を所有する同社の試験場には、3つの特徴があります。

・鉛直±250mm、水平±200mmという大ストローク
 →変位の大きな実地震(例 阪神淡路)の再現ができる

・鉛直1200kN、水平464kNの大きな加振力
 →20トンまでの重量物の試験に対応

・液体入り貨物の試験や長時間連続加振も受託可能
 →油圧式試験機だから、広い要望に対応

振動試験で、阪神淡路大震災クラスの地震波形の変位・速度・加速度を再現
したり、規格波に加震して必要なデータを提供できたりする同社のような試
験場は希少です。そのため、モデルチェンジするたびに同社で試験を実施す
るケースもあります。

>> 同社の貨物輸送振動試験の詳細はこちらから


>> 輸送環境再現試験についてのお問い合わせはこちらから


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