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二次電池ガス分析

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 / 2024年01月29日 /  試験・分析・測定 家電・AV

二次電池ガス分析

二次電池に関わるガス成分を分析

リチウムイオン電池(以下LIB)は電気自動車やスマートフォンをはじめとする多くの電子機器に広く使用されています。LIBは過充電や過放電、長期間使用による劣化などにより膨れが起きる事があります。これは電解液などの分解により発生したガスによるもので、発生ガスの組成や量を分析する事は、劣化原因調査をするうえで重要なファクターになります。

              

                 リチウムイオン二次電池

 

二次電池ガス分析事例

  • リチウムイオン二次電池内部ガス分析
  • リチウムイオン二次電池アウトガス分析
  • 鉛蓄電池アウトガス分析

 

リチウムイオン二次電池内部ガス分析

電池内部に発生した無機系ガス成分をGC/TCD定量分析にて対応可能です。また、電解液やその分解物はGC/MS定性分析が可能です。

 

リチウムイオン二次電池アウトガス分析

リチウムイオン二次電池から外部に発生するガス成分を定性、定量分析します。ガス成分は、電池に使用されている樹脂や接着剤などから発生することが多いです。

 

鉛蓄電池アウトガス分析

古くから広く使用されている鉛蓄電池には、希硫酸が使われています。通常の使用では希硫酸が液体として外部に漏出することはありませんが、使用時に発生する水素とともにごく微量の硫酸ミストや二酸化硫黄として外部に漏出することがあり、金属の腐食が懸念されます。そこで、鉛蓄電池周囲の環境雰囲気中に存在する極微量の硫酸、二酸化硫黄濃度を測定し、腐食などの原因調査を行います。

 

二次電池ガス分析のお問い合わせ

二次電池ガス分析について、OKIエンジニアリングまでお気軽にお問い合わせください。