ケーススタディ 英BBCワールドサービスでの事例
BBCワールドサービスは、全く新しいスタジオ内の制御・ディスプレイシステムとしてIDSを採用しました。
BBCワールドサービスは、2012年のブロードキャスティングハウスへの移転に際し、完全に新しくフレキシブルなインフラを構築することになり、スタジオ内の制御・ディスプレイシステムとしてデンシトロンのIDSを採用しました。
それに続き、テレビ放送設備とセントラルエリアへ追加機能を付加する為にもIDSが採用され、800に及ぶネットワークディスプレイにインストールされました。
<ソリューション>
IDSはパワフルで柔軟性のある制御システムです。様々なスタジオ構成を非常に簡単に適合できます。また、直感的なタッチスクリーンを使用して、プレゼンターとプロデューサーが、表示された情報を簡単に制御できます。
3人のプレゼンターが、それぞれ異なる海外諸国へ放送する番組や、また、もっと複雑な番組、例えば、プレゼンターとゲストが一人で、電話対応や音声調整業務をしながらプロデューサーと音声ミキサーが制御するようなケースでも対応出来ます。
IDSは、タッチスクリーンだけでなく、各スタジオにキューライト、壁掛けディスプレイも提供します、また、どのスタジオが制御中か簡単に変更でき、ガラスの壁の上部にある色付きのLEDストリップライトを点灯し、スタジオの構成内容、どのスタジオが設定済なのか、マイクがライブまたはオンエアーになっているなどの情報を可視化します。
スタジオやセントラエリアの全ての重要な時間表示ディスプレイは、必要に応じて異なるタイムゾーンを表示させ、次々と入ってくる情報、例えば、BBC RSSフィードからニュースヘッドライン等をティッカー表示させることが可能となります。