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【ハンディ3Dスキャナー】 Leap ST

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ポータブル3次元測定器 ハンディ3Dスキャナー 3Dレーザースキャナー  / 2025年01月27日 /  産業機械機器 試験・分析・測定 先端技術

複数の動作モードを備えた、高度な測定グレードのハンディ3Dスキャナー

 

Leap STハンディスキャナ

 

 

製品概要

 

【FARO Lead ST】は、5つの動作モードを備え、さまざまな用途やシーンで活用できるハンディスキャナーです。最大の特長は、フォトグラメトリ機能を使って大型対象物を高精度にデータ取得できることです。

 

フォトグラメトリでは別の機器を必要とするスキャナーもありますが、Leap STはコードターゲットを使ってスキャンの精度を維持することで、別の機器がなくても単体でのスキャンが可能です。スケールバーなどの必要なアクセサリーもすべて同梱されています。

 

主な用途として、鋳物の検証、自動車のシートや内装のスキャン、衝突実験、大型車両・列車などのスキャンに活用できます。ハンディのため、振動のある工場環境などでも使用可能です。

 

ISO17025認定の校正証明書が発行され、トレーサビリティを保証します。

 

動作モード

 

超高速スキャン

 

34本のレーザーラインが迅速なカバレッジを可能にし、部品の要素の特定に大いに役立ちます。小型から中型の部品に最適です。

 

超高精細スキャン

 

7本の平行レーザーラインでデータセットに高解像度の要素を持たせることができ、非常に複雑な形状や特定のエリアや要素に高解像度データの取得が必要な、より大規模のスキャンに最適です。

 

フォトグラメトリ

 

従来のフォトグラメトリにはいくつかのアクセサリーが必要ですが、FARO Leap STにはフォトグラメトリに必要なものがすべて同梱されており、スケールバーも含まれます。

 

ディープホールスキャン

 

測定困難な要素や手の届きにくいエリアの部品形状の検査に独自のレーザーを集中させます。部品の穴などを最大許容深度まで検査するのに最適です。

 

広範囲スキャン

 

11本の平行赤外線レーザーは、中型から大型部品で大きな要素のみを検査する必要がある場合や、大型部品の最初のラフスキャンが必要な場合に最適です。

 

用途

自動車、小型船舶などの外観検査

単体で機能するフォトグラメトリにより、Leap ST 1台で大型対象物を高精度にスキャンします。フォトグラメトリに必要なスケールバーやコードターゲットはすべて同梱されています。

自動車のシートや内装のスキャン

ハンディのため、狭いところでも手に持ってスキャンできます。シートに座った時の振動などにも影響を受けずにデータ取得します。

開発・実験用途、リバースエンジニアリング

使いやすく、手軽に部品や製品を高精度にスキャン。リバースエンジニアリング用のデータも簡単に取得できます。

鋳造品などの大型部品の検査

カメラタイプと違い、どの方向からでも自由にスキャン可能で、データが撮れていなかったなどのエラーを削減します。検査室だけでなく製造現場で使用できるため、重量のある鋳造品を移動する必要がありません。形状が複雑でも、ディープホールスキャンモードを使い詳細なスキャンが可能です。

 

技術仕様

  • 測定精度:最高 0.020 mm
  • スキャンレート:4,150,000 スキャン/秒
  • レーザークラス:クラス2(保護具は不要)
  • 動作温度範囲:-10℃ ~ 40℃

関連動画

 

 

 


FAROは、3次元測定、イメージングとリアル化ソリューションをグローバルに展開するテクノロジー企業です。

ポータブルタイプのため、対象物を検査室へ持ち運ぶ時間と手間を削減し、高精度な測定を実現します。

測定に関するご相談などお気軽にお問い合わせください。

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