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イベント

【Live配信セミナー 7/16】CO2還元触媒、その周辺技術の設計と評価

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化学・エレクトロニクス:セミナー  / 2024年05月06日 /  環境 エネルギー 化学・樹脂
イベント名 CO2還元触媒、その周辺技術の設計と評価
開催期間 2024年07月16日(火)
10:30~16:15
会場名 ZOOMを利用したLive配信
会場の住所 東京都※会場での講義は行いません
お申し込み期限日 2024年07月16日(火)15時
お申し込み

 <セミナー No.407212>

【Live配信セミナー】

  

CO2還元触媒、その周辺技術の設計と評価

 

★ CO2資源化のキーマテリアル! 電解触媒の高活性に向けて!

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■講師 

1.名古屋大学 大学院工学研究科 電子工学専攻 教授,金沢大学 ナノ生命科学研究所 特任教授 博士(学術) 高橋 康史 氏

2.大阪大学 基礎工学研究科附属太陽エネルギー化学研究センター 准教授 博士(工学) 神谷 和秀 氏

3.名古屋工業大学 大学院工学研究科 准教授 博士(工学) 石井 陽祐 氏

 

■聴講料

1名につき 60,500円(消費税込、資料付)

1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)

大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問い合わせください。

 

■Live配信セミナーの受講について
・本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。

・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
 → https://zoom.us/test

・開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。

・Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。

・パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。

・セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。

・当日は講師への質問することができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。

・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。

・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。

・Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

 

プログラムあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

【10:30-12:00】

1.CO2還元触媒の構造と電気化学特性の関係

名古屋大学 大学院工学研究科 電子工学専攻 教授,金沢大学 ナノ生命科学研究所 特任教授 博士(学術) 高橋 康史 氏
【専門】走査型プローブ顕微鏡
 
【習得できる知識】
走査型プローブ顕微鏡、電気化学イメージング、ナノシート触媒

 

【講座の趣旨】
走査型プローブ顕微鏡の中でも電気化学イメージングに特化した走査型電気化学顕微鏡、走査型インコンダクタンス顕微鏡、走査型電気化学セル顕微鏡について、計測原理と触媒材料の評価について応用研究を紹介する。

 

1.走査型プローブ顕微鏡(SPM)
 1.1 SPMの計測原理
 1.2 走査型トンネル顕微鏡
 1.3 原子間力顕微鏡

2.走査型電気化学顕微鏡(SECM)
 2.1 SECMの計測原理
 2.2 微小電気化学計測の特徴
 2.3 プローブの作製
 2.4 SECMによるイメージング

3.走査型イオンコンダクタンス顕微鏡(SICM)
 3.1 SICMの計測原理
 3.2 ガラスナノピペットを用いた計測の特徴
 3.3 プローブの作製
 3.4 SICMによるイメージング

4.走査型電気化学セル顕微鏡(SECCM)
 4.1 SECCMの計測原理
 4.2 微小電気化学セルを用いた計測の特徴
 4.3 プローブの作製
 4.4 SECCMによるイメージング

【質疑応答】

 

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【13:00-14:30】

2.CO2電解系を構成する種々の要素技術の最近の研究動向

大阪大学 基礎工学研究科附属太陽エネルギー化学研究センター 准教授 博士(工学) 神谷 和秀 氏
【専門】電気化学

 
【習得できる知識】
CO2電解技術の基礎と評価手法の詳細および反応系を構成する各種要素技術(触媒、電極、電解質、電解槽)の最新の研究動向

 

【講座の趣旨】
CO2電解系はスケールの異なる様々な要素技術の重ね合わせによって、活性が決まる。本講演では触媒、電極、電解質、電解槽の最新の研究動向について紹介する。

 

1.はじめに

2.CO2の各種資源化技術
 2.1 熱反応
 2.2 高温での固体酸化物電解質型CO2電解還元
 2.3 常温でのCO2電解還元

3.CO2電解の各種要素技術
 3.1 CO2電解の各種要素技術の概要
 3.2 電極触媒材料
  (1)単原子電極触媒
  (2)非銅系電極触媒
  (3)銅系電極触媒
 3.3 ガス拡散電極
 3.4 電解槽
  (1)H型セル
  (2)フローセル
  (3)膜-電極接合型セル

4.おわりに

【質疑応答】

 

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【14:45-16:15】

3.ナノカーボン光触媒によるCO2の選択的還元

名古屋工業大学 大学院工学研究科 准教授 博士(工学) 石井 陽祐 氏

 
【講演の趣旨】
本講演では、まずCO2の再資源化に向けた光触媒技術開発の意義と位置づけについて述べ、CO2分解光触媒を理解するために必要となる半導体材料の基礎知識(電子構造、接合・界面、光物性)について解説する。その後CO2分解光触媒の利用方法(装置構成)や活性評価法について説明し、高活性な光触媒活性を実現するための材料設計の考え方について、最近の研究例を交えながら紹介する。また、講演者が行っているナノカーボンを利用した光触媒の高機能化に関する研究事例についても紹介する。最後に現状のCO2分解光触媒技術の課題と今後の展望について述べる。

 

1.研究背景
 1.1 CO2再資源化の意義
 1.2 CO2分解光触媒の特徴(電気分解との比較)

2.光触媒技術の基礎
 2.1 太陽光スペクトルの定量的な理解
 2.2 半導体光触媒の基礎
 2.3 CO2分解光触媒の評価法

3.事例紹介
 3.1 CO2分解光触媒の研究動向(材料設計にあたっての考え方)
 3.2 カーボンナノチューブの基礎
 3.3 カーボンナノチューブ利用によるCO2分解光触媒の高活性化

4.課題と今後の展望

5.まとめ

【質疑応答】

  

セミナーの詳細についてはお気軽にお問い合わせください。